心が風邪をひいたなら

川村整体ブログ 

矢を保て

人は、結果欲しさに、まだとても届きそうもない距離である事も、忘れて、次から次へと、的に向かって、矢を放つ。

誰か他の人が当ててしまう前にと、焦って放ち続ける。

焦れば焦るほど、当たらない。

 

しかし、自分の矢を磨いて居れば、自分に必要な経験。。的が、的の方から、当たってくる。

 

高校生の頃、学校で一番モテる男の子に、聞いた事があります。

「どうやったらお前みたいにモテるの?」

その男子は言いました。

(そういう質問する奴が、一番モテない。。モテる方法なんてないんだよ! 常に自分を磨いておく事だよ。そうすれば、勝手にモテる様になるよ)

絶句。。

 

結果を求めても、それが自分にとって必要な経験とも限らない。

常に、自分の持ち味を理解して、自分を磨き続けていれば、自分に必要な経験が寄ってくる。それを受け入れながら進む。。すれば自分に今、必要な事に気付ける様になっている。磨かれた自分には、また必要な経験が寄ってくる。必要な出会いが寄ってくる。

今、とても辛い思いをしているとしても、それが今、必要だから、磨かれている途中の姿。。今ここに立ち、矢を磨いて、矢を保てばいい。あとはお任せ。

 

磨かれてもいない自分で、どんだけ求め、結果を求めても、

経験が選んでくれない。

元、中日の山本昌選手も言ってましたね。

「いつどんなチャンスがやってくるか分からないんだから、腐らず、いつも自分を磨いておく事が、大事です。」