心が風邪をひいたなら

川村整体ブログ 

ご存知、アリのお話

知っている人も多いかと思いますが、アリのお話です。

ある人が、アリの巣を眺めていると、2割のアリしか働いていなかった。

試しに、その真面目なアリだけ、違う巣に移してみると、やはり2割しか働かない。。

というお話。。

 

これは、日常の私達の経験の中にもありますね。

例えば、クラス替えをしたとします。

その中に、真面目で責任感のある人がいたとすると、それをみて、じゃあ俺は適当に、遊んでいても大丈夫だなあ。。と、クラスの仕事に参加しない人が生まれます。

これは、真面目な人に、依存している訳です。

 

じゃあ真面目な人は、依存していないか? と言うと、してるのです。

優秀な人は、自分は優秀だけど、あいつらはダメな奴らだ。。と思いたい。。

思う事によって、自分のポジションを上げたい場合があるのです。

優越感を得たい為に、ダメな奴が必要なのです。

 

だから、自然とそういうバランスが生まれる。。という事です。

 

その事に気がついていけば。。あーそうか。。俺も依存していたのか。。

俺も、俺が軽蔑していた人に、助けられていたのか。。どっちもどっちだったのだな。。

と、自分を笑えるかもしれません。

その方が、人として成長した姿だと思います。

人間の優秀とか優秀でないなんて事は、大した問題ではない。。

そんな事に、拘っていたんだなあ。。小さいなあ。。

と思うかもしれませんね。

クラスの優秀な人が、そういう理解に変われば、無責任だった人たちが、協力する様になる気がしませんか?

手伝わない人も、優秀な人に、見下されてる事を、無意識に反発して、手伝わないのかもしれないのです。