心が風邪をひいたなら

川村整体ブログ 

パニック障害とは

パニック障害とは、みんな病気だと思っていますが、パニック障害とは、昔は、コンサートなどで、興奮しすぎて失神する人がたくさんいました。。

大脳の興奮し過ぎを危険だと、身体が察知して、ブレーカを落とす。。防御反応です。

ボクシングの試合などで、顎を殴られて、失神するのもそうです。

これ以上、脳が揺れたりするのは危険だと、身体が察知して、失神させるのです。

防御反応なのですが、現代人は、いつも脳が興奮していて、緩めるのが苦手なんです。

元気な人は、甘いものを食べたり、おしゃべりをすれば、大脳は緩みます。

女子会は、とてもいいリラックス法です。

しかし、もともと、興奮するのが苦手な身体。。頑張るのが苦手な人ですね。

努力と聞いただけで、硬くなる人は、現代の情報過多ストレスで、大脳が興奮しっぱなし、乳首と乳首を線で結んだラインから上、肩、首、頭が、熱くなりっぱなしで、そのラインより下、下半身は冷えています。

更年期の人もそうですね。。だから、肩上の緊張を抜こうとして頭から汗をかくのです。話を戻しますと、乳首と乳首を結んだラインの真ん中、ヨガに詳しい人は、チャクラの位置、、東洋医学に詳しい人は、ツボの位置です。

そこは、内と外の関所の様な役割をしています。パニック障害の人は、ここが詰まる感じ。。また穴が空いてる感じがするかもしれません。。その高さの背中側、、背骨側も痛くなります。その関所から、これ以上大脳を興奮させる情報を遮断する防御反応で、胸を閉じる体形をとります。パニック障害の人は、そういう姿勢をしています。猫背で、肩が前に巻き込んでいる。。こうやって  大脳を興奮させる情報。。人間関係を遮断しています。この姿勢は、同時に不安症を生み、常に人一倍不安になります。

つまり過敏状態です。ちょっとした刺激で反応してしまうので、刺激が怖くなってしまう。。引きこもりも、これがMAXに、なってる状態ですね。

発作が起きる時は、この失神反応の様なものです。これ以上興奮できない時に、発作を起こして、急激に緩めようとする反応です。

この時、生理痛と同じで、骨盤の左右開閉バランスが悪いと、上手くいかない。。そういう時に、発作が起きます。

急に貧血で倒れそうになったり、手足が痺れてきたり、呼吸が苦しくなったり、心臓がバクバクしたりした時は、発作が始まろうとしている時です。

むしろ緩めようとしている過程なので、生理痛の様なものだと思ってください。

生理が来ないより、元気なわけです。身体のアンバランスを取ってやれば、生理痛は、若い子なんかはすぐよくなります。

この時、下腹の力が完全に抜けてしまうので、発作が起きる前触れを感じたら、手を合掌させて、しゃがんでください。それで下腹に力が入ります。

合掌でなくても、胸を抱え込んでもいいです。お尻が蛍の様に、暖かくなるのをイメージすると、さらに緩みやすい。そこまでしなくても、お相撲さんの仕切りの時の蹲踞の姿勢でも、軽い発作なら、周りの人に気づかれずに終わらせる事もできます。

小さい声で、あーとか、おーと発生しても、興奮が収まりやすい。

下腹に力が入れば、反比例して、脳の興奮は収まってきます。

あと、難しいですが、心の持ち方です。

当院に来ていた若い男性にも、発作が起きたらどうしよう。。と思えば脳が興奮して余計起きやすくなるから、起きたら起きたで、恥ずかしがらずに人に助けて貰えばいい。と覚悟を決めた方が、むしろ起きないよ! 覚悟を決めると、下腹に力が入るからです。と、指導すると、確かに起きる回数が減り、発作が起きそうになったら、合掌してしゃがむと、乗り切れる事を知り、今は普通に生活を送っています。

 

 

パニック障害は、簡単ではないですが、身体のバランスを整えて、緩む時に、スムースに緩める様になれば、パニック障害を起こしてまで急激に緩めようとする必要がなくなるわけです。

あと、パニック障害過呼吸の人は。SNSは、しばらく断捨離した方がいいですね。

あれほど大脳を興奮させるものはありません。