https://youtu.be/lkGIDX2qoKE コチラから見れます
安美錦という力士がいました。
とてもテクニックがある力士で、怪我が多い力士でもありました。
怪我がなければ、大関に間違いなくなっていただろう力士です。
その安美錦が、引退会見で、怪我との闘いについて質問された場面があります。
素晴らしい発言でしたので、是非見てください。
怪我と、闘ったというより、怪我と一緒にやってきたし、怪我は仲間でした。。
怪我のおかげで、相撲に向き合えて来たし、怪我には感謝してます。。
と、怪我しがちである力士であったことを、むしろありがたい事であった。。
怪我さんありがとう。。という内容を述べています。
樹木希林さんの、病気は、神様の贈り物。。という発言にも近い。。
なんで俺だけが。。なんで私だけが。。と思ってしまうのですが、よくよく考えてみれば、俺はこの人生で良かったんだ。。私にはこの人生が必要だったっんだ。
この人生だからこそ、ここまでやれた。ここまで来れた。。怪我に感謝しています。。
なんで俺だけ。。じゃなくて、俺に必要なオーダーメイドの毎日を、与えてくださったんだ。。と思える様になった人の発言が、安美錦の引退会見だと思います。
闘病という怪我を敵だという考え方と、安美錦の様に、怪我は仲間。。一緒に成長して来たという考え方。。どちらの考え方の方が、自分が成長できるか?という事です。
安美錦のこの会見を見ると、答えが解ります。
怪我、病気というのは、敵なのではなくて、深い意味では、人間の潜在意識にこびり付いた業を、怪我や、迷い、病気という形に変換して、排泄している姿なのです。
消している姿なのです。だから、大病した人が退院して来たときの、記者会見。。
安美錦の様な怪我のデパートだった人の記者会見。。共に、業が綺麗に剥ぎ落とされた
清々しい雰囲気を醸し出しています。