悩み始めると、この状態から早く脱出しようと、無理やり答えを出して、自分自身を納得させ、楽になろうとします。。
しかし、悩み、迷いとは、正しい答えに押されて出て来ているのです。。
ところてん方式です。。
悩みがあるから、答えを出さなきゃ。。ではなくて、答えが光として、中心に入ってきて、その光が大きくなっていく過程で、今までの暗い、誤った思考、固定概念が、石をどかしたら慌てて逃げ出すコオロギや丸虫の様に、出ていこうとする姿です。。
もっと大きく構えていていいのです。。
出てくる誤った思考、固定概念は、現れては消えて行く業の姿です。。
そういう心があったという過去を見ているのです。
だから、録画された映画を見るように、過去の自分を反省しながら、消えて行くのを眺めて受け流して、手放していけばいいのです。。
そうすれば、出し切った後に答えは出てきます。。
時が一番解決します。。
無理に、もがき苦しみ、それを分析しようとすると、余計解らなくなるのです。。
まずは、自分の心にあった間違いが出てきているのであって、それは本当の自分ではないのですから。。それを認めて区別して捨て切る事です。。
消えていこうとする過去の思いを、いちいち掴んで分析したがるクセが大脳にはあります。。
禅でも、よく言いますよね。。座ると、いろんな想念が出てくるが、それを掴まず眺めろ。受け流せと。。同じ事です。。
出てきた時は入れ替えモードです。。出てきたものは、症状であれ、悩み、迷いであれ、現れては消えて行くシャボン玉の様な物だと考えてください。。
シャボン玉として現れては消えていこうとしている、感情や症状を出てこないように押さえ込む事が身体にとっていいことではないですよね!
出てきたものは出してやる。。
身体はそうして常に入れ替え作業をしているのです。。
魂の新陳代謝をしているのです。。