最近、骨盤底筋を鍛えると、尿漏れが治る。。と、ブームになっていますね。。
膀胱そのものに問題があるのではなくて、それを支えている筋肉に問題があると。。考える様になった所は、身体の見方においては進歩だと思うのです。。
しかし、何故骨盤底筋が衰えるのか？については、まだよく理解されていない様す。。
整体的には、骨盤と、肩甲骨、と、後頭骨は、繋がりながら、バランスよく呼吸運動をしています。。
骨が呼吸するの？ と思った人は、後頭骨。。頭の後ろ。。うなじのあたりを、両手で触って深呼吸してみてください。。
頭蓋骨が呼吸している事がわかります。。
筋肉が衰えるというのは、この骨盤、肩甲骨、後頭骨の呼吸が悪くなったのです。。
骨が、呼吸すれば、骨の周りに付いている、筋肉も呼吸するのです。。縮んだり、緩んだりして、常に呼吸と共に動いている。。だから、血が出たり、入ったり、新陳代謝が促されているわけです。。
骨盤底筋が弾力がなくなるのは、運動不足で筋肉を使わないから。。だから鍛えればいい？ それでも効果は出るでしょう。。
しかし、骨盤の呼吸が悪いのを治さないと、一時的な効果で終わるでしょう。。
筋トレをやめた途端に、また尿漏れするでしょう。。
骨盤呼吸、肩甲骨呼吸、後頭骨呼吸を、上げればいいのです。どうやって？
白内障は、後頭骨の呼吸不足です。。
筋トレではなくて、後頭骨を、左右から軽くふれながら、最初は深呼吸から始めて、少しずつ、ゆっくり深い呼吸に変えていきます。。
毎日やってると、後頭骨が、呼吸と共に、動きが良くなった事に気づくでしょう。。
それを感じ取るだけでいい。。考える割合から、感じ取る割り合いを増やしていくと、骨呼吸は上がります。。
逆に言えば、考えすぎが、骨呼吸を悪くするのです。。
考えるとは、外から内への意識。。感じるとは内から外への意識です。。
子供は内から外への意識です。。自分を意識しません。。自分がどう見られてるかを意識しないのです。。大人になるにつれ、外から内の意識になります。。人からどう見られるか、見られたいか、外から見た自分を意識するのです。。これが考えすぎる。。という事です。
触った手より、触られてる後頭骨側から、手を感じる様にしてください。。
内から外を見る感覚です。。
敏感な人は、呼吸を止めても、頭蓋骨が縮んだり、膨らんだりするのを感じるでしょう。。
骨は、潮の満ち引きのように、常に宇宙の波動運動に合わせて呼吸しているのです。。
骨格模型のように、固く動かないものではないのです。
敏感な整体師には、骨は、柳が風に吹かれて揺らいでいるが如く、呼吸しているのを感じるのです。。
身体が調子悪い人は、揺らぎ呼吸が少なく、硬いのです。。だから周りの筋肉も硬くなるのです。。弾力がなくなるのです。
後頭骨が柔らかく呼吸するようであれば、白内障や、飛蚊症になる確率は、減ります。
後頭骨呼吸が悪いと、後頭骨が開いて落ちてくる。。そうなると、首から頭蓋骨に入る
血管や、神経の呼吸も落ちるので、血や水の代謝が悪くなり、目の掃除が行き届かないのです。。
うなじが綺麗な人は、着物が似合う。。色っぽいのは、後頭骨の呼吸がいいから、後頭骨が丸く、上がっているんです。。そういう人は、お尻も上がっていて色っぽいのです。小股の切れ上がったいい女。。という言葉はもう死語ですが、小股とは、足の親指と、人差し指の間のことです。。
草履を履いた時の、鼻緒の部分です。。
整体的に、骨盤呼吸が良く、お尻が上がり、後頭骨呼吸が良く、うなじが綺麗な人は、小股も、しっかりしていて、地面をつかめるのです。。肩甲骨呼吸がいい人は、肩がなで肩で、ぶら下がった様な楽な感じで、二の腕にお肉もつかない。。
着物が似合う人は、骨呼吸が良いわけです。
だから人間の本能が、自然なものを美しく感じるのと同様に、美しく、色っぽく感じるのです。。そういう元気な女性は、丈夫な子供を産むだろう。。という 男性の本能が、うなじの綺麗な、後頭骨呼吸がいい人に惹かれるのです。。
筋トレよりも、骨呼吸です。。
