心が風邪をひいたなら

川村整体ブログ 

自立支援施設の是非

最近は、引きこもりの子や、家庭内暴力をする子などを、強制的に、自立支援施設に入れる。。という事が増えてきています。。

親ではどうしようもない場合。。そういう施設に入れて、自立してもらうという施設です。

 

一昔前なら、親が、自分の責任を放棄して、そういう場所にぶち込むのは、どうなんだろう? という意見が大半であった。。と思いますが、今は、事情が違います。。

 

私自身は、自立支援施設に入れた方がいいだろう。。と思うケースもあります。。

 

亡くなった、私の親友の子供も、今、自立支援施設に入っています。。

父親が亡くなってからの、母子関係が上手くいかず、母親も体調を崩し、子供も引きこもり気味でもあったことから、悩んだ末に決断したようでした。

それで、、自立支援施設に、半強制的に入所させたようです。。

 

当然、親友の兄弟は、激怒です。。現在そちらの関係も、不仲で、音信不通と聞いております。

 

私は、まずは致し方なかったのだろう。。と責めることはしませんでした。。

メールで。何故そうせざる終えなかったのか、理由を話してくれました。。

うん、それは一度、距離を置いた方が良いケースだろう。。と思いました。。

 

そういう施設に入れば、自分と同じような環境、悩みを持つ人が他にもいる訳で、私だけじゃないんだー。。と思える。。これは、大きな脱力になります。。

自分の気持ちを理解してくれる人がいる。。自分は自分なりに頑張ってきたのだ。。という事を肯定してくれる人がいる。これは安心感ですし、自分は認められている。。愛されている。。必要とされている。。と感じるかもしれません。

そして気持ちを共有しながら、被害者意識しかなかった子が、仲間を思いやり、助け合う心が生まれるでしょう。。一緒に頑張ろう。。という気持ちにもなります。。

 

前向きな気持ちが出てきます。。

余裕が出てくる訳です。。気持ちに余裕が出てくれば、我に返って、むしろ母親を悲しませていたのは自分の方ではなかったか? と自問自答するでしょう。。

母親の方も、距離を開けた事で見えてくる事がある。。

 

お互いが冷静になり、自分を反省した状態で、再会すれば、違った関係が生まれる可能性はあります。。

 

ですから、私は、自立支援施設に子供を入れる事。。も、時には有効であろう。。と考えています。。

全て親が、親の責任で子供をしつけなければいけない。。という  時代ではないのです。。何故なら、現在の親世代も、過敏世代であり、ストレスに弱い人達だからです。

共倒れになってしまわぬように、専門のプロに任せる事も重要です。。

整体に来た事がきっかけで、性格が変わってしまうケースもあります。。

身体が変われば、呼吸が変わり、脳が変わりますから。。

 

また、心理学のある大学には、無料カウンセリングがあります。。

そういう所で相談するのもいいでしょう。。

岡崎では、人間環境大学内にあるそうです。。

 

そういう事を通して打開できることもあるのですから。。 

一人で抱え込まない事です。

どうしようもない関係になったら、距離を開けみる事。。または、第三者を間に入れて、関係性を少し変える事が有効です。。

 

どうしようもない関係をどうにかしょうともがけばもがくほど、アリジコクになる場合があります。お互い冷静じゃないですから。。

無理な方法を選択してしまいうのです。。