日本には昔から腹八分目。。という言葉があります。。
人間の大脳は、力感に快感を感じる様にできています。。
しかし、考え方。。そして身体の使い方。。
力感を感じる。頑張り感。。頑張った感を感じる時。。意識できる時とは、実は、バランスの悪い場所があるという事です。状態があるという事。
完全にバランスしている時とは、意識されません。。
調子の良い時、1日が短く感じるのは、意識される時間が短い。。という事です。
意識される、バランスの悪い状態。。時間が長いと、1日が長く感じます。
子供の時、自分の身体を忘れて遊んでいました。。
身体を意識されない状態です。。それは、バランスがいいという事です。。
筋トレなど息を詰めて、頑張ってる感を感じれば感じるほど、意識的な、バランスの悪い鍛え方をしているのです。。
本当にバランスの取れた身体は、整体を受けた直後の様に、浮いた様な気がするぐらい軽く、
力感がありません。。動きにも力感がない。。自然な動きとは力感がないのです。
ちょうどいいとは、お風呂の熱さでもそうですね。。
熱すぎず、冷たすぎず、一番意識されない状態です。。
ちょうどいいとは、腹八分目で、調和が取れた状態です。。
絶好調とか、全力と言うのは、興奮状態です。。高揚状態。。お酒を飲んだ時のように酩酊状態です。。
ちょうどいい身体同士が響き合い、共鳴し、一体感を感じる。。相手を強く意識しない状態です。。よく空気の様な存在と言いますが、ちょうどいい状態の身体があり、ちょうどいい身体同士が響き合えば、ちょうどいいお風呂の様な気持ち良さがあるのです。。
全力同士の身体は響き合いません。。
全力でやった結果だからしょうがないとか。。やれる事は全てやってこの結果だからしょうがない。。と、自分で自分を慰めたりしますが、本当は、全力でやったからそうなってしまったかもしれないし、全てやり過ぎたから、そうなってしまったかもしれないのです。。
いつの日か、腹八分目でやってこの結果だから、しょうがない。。に、コメントが変わる時が来るでしょう。。
腹八分目が丁度いい。。
全力でやりたがるのは、不安の裏返しです。
スポーツ選手のフォームが綺麗なのは、腹八分目を理解したからです。
素人は全力ですもんね！
整体の師匠がよく、淡々と生きる。。と言っていました。。
頑張りすぎるのも、努力しすぎるのも不安の裏返し。。
腹八分目が解らなければ、継続も出来ないし、隙がないから付き合いにくい人になってしまう。。
本当の気持ちよさとは、一人では創れない。。
一体感の中にあるのです。。それには、腹八分目が一番良く鳴る楽器ですね。
ギターの弦を張る時、全力で張りますか？
全力で張った弦のギター同士で、綺麗にハーモニーしますか？
全力で大声で、合唱できますか？
そういう事です。腹八分目で張る。。丁度いいを知る事が、快適を創るのです。
