心が風邪をひいたなら

川村整体ブログ 

インピンジメント症候群

インピンジメント症候群。。鍵盤損傷、腱番断裂の事です。。

腕を横に上げていくと、真横の辺りで痛い。。力が抜けるなど。。

 

四十肩、五十肩でもない。。少しやっかいです。。

何故、鍵盤損傷が起こるのでしょう。。

医学的な説明とは別に、整体的にみた理由を述べます。。

 

腕を上げていくというのは、実は、消防車の梯子の様に、何段階の繋ぎによって、いろんな筋肉を使い上がります。

巻き肩で、首が前に出ているタイプの人。。猫背の人は、腕が、内旋していますね!

 

真っ直ぐ手を下ろして立つと、手の甲が前を向いている人、これは、肩が前に巻き込んで、猫背で、腕全体が内旋しているのです。。

側彎症の人は、特に、肩甲骨が動かなくなりやすいです。

 

こういう人が、腕を上げていくと、内旋したまま上がっていくので、梯子の二段目に繋がらない。。

本来は、真横辺りで、腕が外旋しながら肩甲骨と、バランスしながら上がります。。

腕が内旋しすぎている人は、ここで、内旋したままの上腕と、肩甲骨が、バランスせずに、ぶつかってしまうのです。

そこで、そのぶつかる所にある鍵盤が損傷します。。

 

腱番断裂は、切れると、手術しないとくっつかないのです。

そうならないように、腕を凱旋させながら、腕を真上まで上がる様にしておいてください。。

手を上げながら、外側に腕を回していくのです。

解りにくければ、腕を真横まで上げて行く少し手前ぐらいから、相撲の土俵入りの様に、掌を上に向けて、そのまま上まで上げて、両手で、バスケット🏀ボールを持つ感じです。

上がりやすかったはずです。。

腕が外旋しないと、肩甲骨とバランすしないのです。。

https://youtu.be/V-59jMJPztM

白鵬の土俵入りを参考にしてください。

腕を真横に上げて行く途中で、腕を外旋させています。

腕を、外旋しながら上げる為、肩が下がったまま綺麗です。

白鵬に肩凝りがある様には見えませんね!

腕が綺麗に外旋する人は、肩、肩甲骨、鎖骨に負担がかからないのです。

それには、腰が反り、腰が伸びていて、肩が引かれている状態が必要です。。

楽しい。。とは手伸しい。。だと言った人がいます。。

素晴らしい身体感覚です。。

本当の人間に与えられた楽しさとは、手が上まで伸びる。。綺麗なバランスをしていなければ解らないというのです。。

 

欠伸しながら、腕を上に伸ばした時の、気持ちよさ。。

これは、歳をとっても保持しておきたいものです。