インピンジメント症候群。。鍵盤損傷、腱番断裂の事です。。
腕を横に上げていくと、真横の辺りで痛い。。力が抜けるなど。。
四十肩、五十肩でもない。。少しやっかいです。。
何故、鍵盤損傷が起こるのでしょう。。
医学的な説明とは別に、整体的にみた理由を述べます。。
腕を上げていくというのは、実は、消防車の梯子の様に、何段階の繋ぎによって、いろんな筋肉を使い上がります。
巻き肩で、首が前に出ているタイプの人。。猫背の人は、腕が、内旋していますね!
真っ直ぐ手を下ろして立つと、手の甲が前を向いている人、これは、肩が前に巻き込んで、猫背で、腕全体が内旋しているのです。。
側彎症の人は、特に、肩甲骨が動かなくなりやすいです。
こういう人が、腕を上げていくと、内旋したまま上がっていくので、梯子の二段目に繋がらない。。
本来は、真横辺りで、腕が外旋しながら肩甲骨と、バランスしながら上がります。。
腕が内旋しすぎている人は、ここで、内旋したままの上腕と、肩甲骨が、バランスせずに、ぶつかってしまうのです。
そこで、そのぶつかる所にある鍵盤が損傷します。。
腱番断裂は、切れると、手術しないとくっつかないのです。
そうならないように、腕を凱旋させながら、腕を真上まで上がる様にしておいてください。。
手を上げながら、外側に腕を回していくのです。
解りにくければ、腕を真横まで上げて行く少し手前ぐらいから、相撲の土俵入りの様に、掌を上に向けて、そのまま上まで上げて、両手で、バスケット🏀ボールを持つ感じです。
上がりやすかったはずです。。
腕が外旋しないと、肩甲骨とバランすしないのです。。
白鵬の土俵入りを参考にしてください。
腕を真横に上げて行く途中で、腕を外旋させています。
腕を、外旋しながら上げる為、肩が下がったまま綺麗です。
白鵬に肩凝りがある様には見えませんね!
腕が綺麗に外旋する人は、肩、肩甲骨、鎖骨に負担がかからないのです。
それには、腰が反り、腰が伸びていて、肩が引かれている状態が必要です。。
楽しい。。とは手伸しい。。だと言った人がいます。。
素晴らしい身体感覚です。。
本当の人間に与えられた楽しさとは、手が上まで伸びる。。綺麗なバランスをしていなければ解らないというのです。。
欠伸しながら、腕を上に伸ばした時の、気持ちよさ。。
これは、歳をとっても保持しておきたいものです。