トラウマなどがあると、潜在意識にその出来事が誤った理解のまま記録されて残っています。。
そして、その誤った思考、理解に対応する呼吸が、対応する筋肉を動かしてしまうのです。。
以前、ブログで、「悪いのはお前だ」という時は、人差し指以外で、指がさせない。。
やってみてください。。小指で、「悪いのはお前だ。」とは、言えない。。
これは、人に責任をなすりつける、誤った思考の時には、誤った呼吸で、誤った人差し指系の筋肉に力が入る。。という事。。
ですから、そのトラウマなどを、被害者意識のままにしておいては、誤った思考のまま、潜在意識に留める事となり、似たような出来事が起きたときに、潜在意識の記憶が、誤った呼吸、筋肉の動きを発動させるのです。。
そういう意味では、身体ごと間違えているのですから、身体ごと、正す必要があるのです。
ですから、整体においては、誤った系統に力が入りにくいバランスに整えると、誤った呼吸にもなりにくくなる。
そうなれば、被害者意識のまま記憶していた、トラウマ意識も、消えていく。。
消えていくときには、同時に、トラウマ事件を、本当はどう受け止めて、理解するのが正しかったのが、解ってきます。。
目に見える世界だけで見れば、加害者と被害者がいるわけですが、もっと深い世界では、加害者も被害者もなく、共に、自分自身の中にある過去世からの、誤った思考を、現しては消す。。
という事をしているお互い様な出来事なのです。。
お互いの業を、お互いにぶつけて、壊して消そうとしているのです。。
DVを受けた人は、過去世で、その人をDVしていたかもしれないのです。。
それは、罰という意味ではなく、自分がした事を理解するには、自分がその立場を経験する必要があるからです。。
喧嘩は、加害者と被害者のいる喧嘩で終わらせてはいけないのです。。
お互いの魂を磨くケンカがあるのです。。目に見える喧嘩は、10対ゼロで、どっちが悪いか? 決定戦ですが、見えない世界では、お互い様です。。
どちらかだけ一方的に悪いという関係での喧嘩はないんですよ。
そういう理解を前提に、平和な口喧嘩をする。。コミュニケーション法があります。
私も、整体修行時、授業の一つに、こういう授業がありました。。
また、運送会社入社時の、研修の中にもありました。
心に持つ、他人に対する不満を、不満まま留めるのではなく、授業の中で言い合い、理解を正していく。。お互いの誤解を解いていく。。
より深いところで、繋がれる関係を作る。。お互いに気づく事があれば、繋がり方、付き合い方の、次元が上がり、その集合体全体がレベルアップするのです。。
つまり、いい人と、悪い人に分けるのでなく、みんなダメなところを持つ者同士なんであって、どんぐりの背比べだよ。。ならば、お互いだめな所を、隠さず、補い合えばいいじゃないか。。
これは、やった経験から言うと、とてもいいです。。
いい仲間になります。
心の間違いは、個人だけの問題ではないのです。。
夫婦、家族全体で、変えていく必要がある。。
野球チームに例えれば、エラーした人だけを責めても、次の試合も同じです。。
あいつにエラーさせた要因は、俺たちかもしれないと、チーム全体の事として考えれば、次の試合の戦い方は、違います。勝とうが負けまいが、チームりょくは上がります。。
それは、次に繋がる。。
だから本当は言い合う必要がある。。言えば言われるから怖くて言えないんです。。
それはいい、致し方ない事。
ただ、犯人探しではなく、お互いの潜在意識にこびりついた誤った思考を、喧嘩する事によってぶつけ合い、破壊して、きれいな思考と入れ替える行だという理解でやるべきです。。
何百年後には、喧嘩は、そういう平和のけんかになるでしょう!