来年のオリンピックも、怪しくなって来て、頑張って来たオリンピック選手がかわいそう。。
という声が聞こえて来ます。。
もちろんそうです。。できれば開催していただきたい。。
オリンピックが開催されない事で、その人の人生の歯車は狂ってしまいます。。
人生が大幅に変わってしまうかもしれない。。
しかし、それを悔やんでも仕方がない。。
これも人生。。と、落ち込み切った後には、気持ちを切り替えて、新しいスタートを切っていただきたい。。
これは、私達も同様です。。
買ったばかりの車が事故で廃車になる人
建てたばかりの家が災害で無くなるひと。。
突然の病気で、出世街道が止まるひと。。
突然の予期せぬ出来事は、誰にでも起きうるのですから。。
それを踏まえて生きていくことが必要です。。
僕は、目標は持っても、目標に囚われない。。事が大事だと思います。。
諦めが肝心という言葉もあります。。
大切な事は、予期せぬ出来事を、受け止めて、受け入れて、じゃあどうする?
この転観力が、呼吸力であり、自制心であり、人間力です。。
本当の人間の心の強さは、我慢強さではなくて、予期せぬ出来事を、受け入れて、
考えを転観する力です。。
これが弱いと、被害者意識に転換され、トラウマになります。
この出来事をどう受け入れ、転観するかで、次に繋がられるか。それとも、後悔し続け、誰かのせいにし続ける人生にするのか決まります。
実は運命は、あらかじめ決まっていて、自分に不都合な体験を通してでしか、気づけない事があるから、そういう出来事が、縁。。として起こる仕組みです。。
出会いも出来事も、自分が必要があって呼び込んでいるのです
絶妙なタイミングでの出会い、出来事が起こるのです。。
よくお客さんに、もっと早く先生に会えてれば良かった!と、嬉しい事言ってくれますが、今だからそう思えるのです。3年前ではダメだったのです。
金メダルは貰えないかもしれない。。元オリンピックメダリストとして、コメンテーターの道が無くなるかもしれない。。
でも、その出来事によって、もっと自分らしい生き方がある事に気づく。
運命とは、そういう風に仕組まれています。。
自分の都合の良い願望を手放させる事で、本当の自分、本当の生命を知る様に促されているのですから。。
運命に逆らったり、戦うのではなく、受け入れる事で道が開く。。
仏教の随縁行とは、そういう事です。
運命に偶然なし。。
全ては仕組まれているのです。。
見た目の相対的な幸福を手放し、元から頂いている幸福に気づく道です。