現代に於ける元気になるとは、元気の無くなった体を、いろんな方法で元気にしようと言う考え方から出来上がっています。。
しかし、僕の行う整体術とは、逆の発想で、人間とは本来元気なんです。。
人間とは、元々無心であり、無心であるからこそ元気なんです。。
それが、大きくなっていくにつれ、世の中をうまく生きていこうとする処世術が、身についてくる。。
意識的であり、打算的に生きる様になる。。
腹で思っている事と、口に出している事が解離してくるわけです。。
その解離分が、本来の無心だから元気である状態。。光を遮るのです。。
策士策に溺れる。。と言う言葉もありますがね。。
人よりもうまくやろう。。上手くやれてる。。と言う、人と比較、競争、時には出し抜く。。
発想、意識が、本来の、無心で元気な生命力、光を遮り、その分、元気が出せなくなっているんです。。
元気がないのではなく、元気が出せなくなっているのは何故か?
それを見ていくのが整体術です。。
ですから、僕のブログで小難しい、仏教論、精神論を書いているのは、その無心をじ邪魔する、肉体的な、思考を、元に無心に戻しましょう。。と言うことです。
心と呼吸と身体は、三位一体です。。
ですからわたしは、身体、呼吸、思考を、元の無心の元気に戻していくのです。。
それはいい、人間が考える、症状のない、痛みの無いのが元気。。とは違う。。
本来の生まれたままの、生命力の光を、邪魔するものがない。。
雲ひとつない青空は、太陽燦々ですよね!
それが、その人にとっての1番の元気です。。
人間の作りあげた。医学の作り上げた健康。。という 概念に寄せていくことではないのです。
病気がないのが元気ではないのです。。
病気になるのも、症状が出るのも、悩んだり、迷ったりするのも含めて、生命力です。。
人生です。。
死体に症状無し。。死体に出血なし、死体に悩み無し、更に死体に病気無しです。。
生きてるからいろんな事が起きる。。それでいいのです。。
生命力が強い。。元気というのは、そういういろんな事が起きるが、フリーズしない事です。。
例えば、サッと熱が上がって、サッと下がる身体は元気です。。
微熱で、いつまでも熱が上がらず、下がらず。。フリーズ状態が元気が無いのです。。
いろんな事が、起承転結。。リズムよく起きる身体は元気です。。