20代後半、私は、自分でアルテ日進展(今はもう無い)の二階を間借りして、本屋さんを営んでいました。。
雇われ整体師をやめて、全く違う仕事をしてみたい。。と思ったのです。。
横のブティックの女性と仲良くなり、その人は、20代後半で、結婚していましたが子供はいませんでした。。
アルテの休憩室で、よく出くわし、いろんな話をしました。。
ある日、休憩室にいくと、彼女は、マザーテレサの本を読んでいました。。
「マザーテレサが好きなんだね?」
「そうなの、あんないい人が死ぬ時、ちょうどダイアナ妃の事故死のニュースと被って、ニュースで大きく扱われなくて可愛そう。」
「そうかなあ。。俺は、マザーテレサは本物だったんだな。。と思ったよ!」
「何で?」
「だって、死んだことをニュースで大きく取り上げられて、惜しまれる事を望んで無かったんだろ。。だから、あーいう時期に、神様が静かに終わらせたんだし、本人もそれで良かったと思ってるはずだ。だから、有名になりたくて、やってたんじゃない。。本物だという事だよ」
この話に、いたく感銘してくれたらしく、次の日から、お昼時間になると、僕を昼食を一緒に。。と誘いに来ました。。
すると、自分の不妊で、子供が生まれないから、子供は諦めて、バイオリンを習っている🎻
という。。
「それって、子供を産むのが怖いと思ってるんじゃないの?」
彼女はビクッとして。。「何で分かったの」
「何が怖いの?」
「奇形児が生まれるのが怖い」
ある本に書いてあった事をそのまま伝えるね! 参考にしてみて。。
「子供が宿るということは、結婚した男女が生殖したから、そこに偶然宿るのではなくて、霊界の肉体界での修行順番を待つ、子供の魂が、肉体界での修行が、潤沢に進むのに適した男女をくっつけ、そこに生まれてくるらしいよ。。だから、奇形で生まれた、障害で生まれたのは親の責任ではなくて、子供の魂がそういう厳しい運命を選択し、魂を向上させようとして、選んだ人生。。そして、そういう障害を持った自分を、愛してくれる男女を選んで、くっつけて生まれてくるんだ。。」
心優しい彼女は、顔が急に明るくなり。
「私を選んで生まれてくるんだね!じゃあいい。奇形でもいい。。」
その後、すぐ妊娠。。お腹が大きくなりました。。
妊娠するとは、メンタル面が大きいんだなあ。。
と、思ったのです。