腕が水平以上上がらない。。。
これは五十肩ではなくて、股関節と肩関節のバランスが取れていないという事。。
肩周りを揉んだり、矯正してもダメ。。
股関節と肩関節は、胴体を通じて、一つのユニットとして動いている。。
プロスポーツ選手のバットスイングと、草野球の人のバットスイングを比べて、全然違うのは、胴体ユニットを使えているかどうかです。。
胴体を使えている動きは綺麗なのです。。
肩の問題は、股関節の問題。。
股関節が捻れているのです。。
股関節が捻れている人は、胴体を通じて、胸鎖関節、肩関節の、筋肉を引っ張るのです。。
喉も引っ張ります。。声が出にくい人も、股関節が捻れています。
目の奥も引っ張ります。。目の奥が痛い人も、股関節が捻れています。
さて、開脚ができる人は、実験してみましょう。。
いつもやってる開脚をした後。。足の小指を立てるように、小指と骨盤を繋ぐライン。。脚の後ろ側。。ハムストリングを、縮める様に。。
どうですか? いつもより開脚がスムーズです。。気持ちいいし。。
開脚をするには、股関節が外旋する必要があります。。
股関節を外旋させる力は、足の小指のラインです。。
現代人は、靴生活の為、膝が立っていて、小指を使えてない。。。だから股関節が外旋しない。。
これは、胴体を通じて、肩関節も外旋させないのです。。
腕も、外旋しないと上がらないのです。。
実験です。。意識的に膝を立てて、伸ばして歩いてみてください。。
どうですか? 地面に小指がつきませんよ!脚もなんとなくX脚になります。。
今度は、膝を柔らかく、ちょっと曲げて歩いてみましょう。。
小指がつきますよ!
日本人のすり足とは、膝を柔らかく歩く事で、小指を地面につけて、股関節を外旋させる。。
この外旋の力で、骨盤が締まり前傾する。。その動きで前に進める。。
肩が動かないのは、股関節が動かないから。。。
股間節が動かないのは、歩くときに、ハイヒール、後ろの高い運動靴のせいで、膝が伸びきる。。そのため、小指が地面に付かない。。
小指のラインの筋肉が動かない。。内股を使う。。という と、小指を浮かして、親指側に体重を乗せる事と勘違いしがちですが、違います。。スポーツ選手も勘違いしています。。
以前アメフト部のキャプテンは来て、この事を説明したら、感動してました。。
さっそく、練習に取り入れると。。
膝を少し曲げる様に動き、小指が地面につけば、脚に螺旋の動きが始まり、内股を使えるのです。。
内股を使うには、膝柔らかく、小指が地面につく様に歩いてみましょう。。
それができる様になれば、肩も動くようになるでしょう。。