生きる目的とは、本当の自分を知る事です。。
幸福になる為でも、偉くなる事でもない。。
こう言う質問は、良い質問です。。
しかし、まだ本当の自分を知らないからこそ浮かぶ疑問、質問なのです。。
生きる目的とは、自転車を転びながら、無心で自転車に乗れるようになるのと同じです。。
人間の持つ、欲望で生きては転び、また違う欲望で生きては転ぶ。。そこで、転んだには訳がある。。
自分は、何か間違えているんだ。。と認めて、素直に受け止めて反省する。。
その繰り返しをしていくうちに、無心で自転車に乗れるようになる。。
これは、自分の魂に乗れるようになるメソッドです。。
意識的に生きる事の失敗の中から、無心である自分を知り、その無心の魂という乗り物に乗って、自由自在に生きる事ができるようになる事。。
それが悟りです。。
悟ってみれば、目的などいらないのです。
活かされた存在ですから、ただ、ありがたく、生かされた毎日を生きる幸福に気づく。。
そこに、人は何の為に生まれ、生きて、努力して、偉くなる必要があるのか?
という、誰もが思い描く疑問は無用だと解ります。
ただ、肉体意識が強いうちは、何か大義名分がないと、生きづらいものです。
そこで、あえていうなら、自分を知る為に、生きているのです。
その為に、毎日、予期せぬ出来事が、押し寄せてくるのです。
それは、自分が自分を知る為に、呼び寄せている出会いであり、経験です。
本当の自分が解れば、道は自ずと決まってきます。。仕事も何をすればいいか見えてくるでしょう。。
道に迷うという事は、まだ自分を知らないからです。。
まず第一にする事は、本当の自分を知る事です。。
知れば知った分、道は決まってきます。。向いた仕事も見えてきます。
適材適所です。。
それが自分の望んだポジションでなくても、4番バッターでなくても、エースピッチャーでなくても、代走であったり、代打であっても、裏方かも知れない。それでも自分を活かせる場所があり、そのポジションを全うする事の中に、本当の幸福があるという事です。