たぶんもう亡くなってると思いますが、昭和の整体名人。。黒川セイユウさんは、鼻だけまっすぐに、することができれば、全て真っ直ぐになる。。と言いました。。
これは、僕自身の整体経験の中でも、納得できる答えで、もし、僕が、もっと上級の技術者になった時、鼻だけで施術できるかもしれません。。
それぐらい鼻は大事です。。
禅の姿勢を示す言葉で、眼横鼻直と言う言葉があります。。
奈良の仏像を思い出せばわかるでしょう?
仏像の顔は、眼が横に長く切れ長で、節目がち。。鼻は全く下に降りて長い。。
僕には、あのT字ラインが、十字架にも見えます。。
無心状態。。生かされてるがまま状態。。大自然にお任せ状態の時、身体の中心に気が通り、脳の状態も最高です。
その時に頭蓋骨の形が、一番綺麗に整った時、あの顔になるのです。。
頭蓋骨の中心にある鼻。。この形は、頭蓋骨全体のバランス。。イコール脳のバランス。。無心状態を現すのです。。
鼻が悪い。。と言う事は、それだけ無心ではない状態で、脳バランスが悪く、神経症、神経質、人の目が気になってしょうがない状態。。
または、頑張りすぎ、拒絶しすぎなど、自分の感情を抑制している状態です。。
その状態の継続は、喘息を生み、不正脈を生み、皮膚病を生み、ノイローゼ、うつを生み出すのです。。
そして、その状態を解除し、元の無心の頭蓋骨、脳、鼻に戻そうとするのが、鼻に起こる症状で、それを病気と考えるのではなく、無心の仏像顔に戻す為に、毒だししてる姿なのです。
これだけをみても、鼻さえ👃調整しておけば、子供の症状は、ほとんど含まれるのです。。
また、鼻に症状が出てるうちは、脳も皮膚も改善できるという事。。
鼻の症状を活かす。。これが大事です。。
鼻は、身体全体のバランスのリリーフバルブです。。ガス抜きバルブです。
やかんから水蒸気が出る様な物です。。鼻で、調整しているのです。。
犬の鼻が乾くと風邪をひいている。。と、子供の頃ならいました。。
鼻が乾くという事は、脳が乾く事、皮膚が乾く事です。。
だから鼻は、乾かないように、時々鼻水で湿らすのです。
呼吸法のほとんどが、鼻で呼吸することからも、脳との関わりに深さが分かります。
鼻が詰まってると、ボーっとするのもそうです。
鼻、脳(神経症)、皮膚の急所は同じ。。
これは、無心でないという事で、共通しているのです。。
子供が鼻が詰まったら、詰まってる方の足の踵をトントンと、地面に叩きつけたください。。
その後、詰まってる側の足の親指を、ゴシゴシしごいてください。。
その時、顔は、詰まってる鼻の逆側に向きます。。
鼻が詰まるのは首が捻れているからです。
そして、無心になれる時間を作る事です。。
人目を気にせず、好きな事をする時間です。。
大人で言えば、趣味のような時間を、子供にもつくってあげてください。。
鼻に蒸しタオルをする事を、習慣化するのもいいでしょう。。
3日に一回ぐらいやってあげてください。。