心が風邪をひいたなら

川村整体ブログ 

不眠症の正体③

不眠症の人は、横になっても無心になれない。。

脱力できない。。と言ってもいい。。

それは、言い換えれば、囚われが手放せない状態です。。

 

要は、不安で興奮している状態を、横になっても解除できないのです。。

寝れない時、身体感覚がいい人なら、胸の真ん中が苦しく、詰まっている感じがするはずです。。

 

これが不安な心理状態が、継続している証拠です。

逆に、横になり、すぐ寝入ってしまう人の胸の真ん中は、緩んでいて、呼吸運動が大きい。。

 

楽天家なのですね。。悩みも、横になれば忘れられる性格。。というより身体をしているのです。。

寝れない人は、胸の真ん中が、横になっても緩まない。。不安が手放せない身体であり、性格です。。でも、座るとうたた寝しちゃう人です。

 

過呼吸、過敏タイプに多い。。

性格的には受け身で、環境に左右されやすい。。

被害者意識が強い為、不安症なのです。そういう身体なのです。

 

夢を見れば、追いかけられる様な、怖い夢を見る。。そしてそれを覚えていることが多い人です。。大脳が、脱力できないまま、起きてしまうからです。

では、そういう人が寝てる様になるにはどうしたらいいのか?

胸の真ん中が緩む格好で寝ればいいのです。

 

人には、いろんな寝相があります。。

寝相は悪い事ではなく、その人の、疲れた場所を緩め、胸の真ん中を緩めるのに、一番適した格好で、寝ているのです。

夜中に、トイレに起きた時、どんな格好で寝ていたか? 確認してください。。

その格好が、あなたの身体の疲れを取り、胸の真ん中を緩め、不安な興奮状態を解除し、無心に誘導し、寝落ちに導く格好であり、型と言ってもいいでしょう。。

 

その格好で、寝ればいいのです。。

その時、胸の真ん中から、息を吸ったり、吐いたりするイメージでは呼吸していると、胸の真ん中が緩み、不安が消えていきます。。

何かを唱えながらでもいいです、。吐く息が長くなるにつれ、不安が消えていきます。

 

うつ伏せが寝やすい人は、身体がかなり疲れています。。

腕を上に上げると寝やすい人は、頭が疲れています。

横にならないと寝れない人は、内臓が疲れています。

手足を大の字で寝る人は、骨盤が疲れています。

など、寝相を見ると、どこを緩めようとしているか分かるのです。

 

整体術とは、そういう寝相をヒントに生まれたのです。。

胸の真ん中が緩む格好で寝る事。。これが一番確実に寝れるのです。。