産科医の宗田哲男先生が、著書の中で、不妊食、妊婦食、離乳食全てにおいて、タンパクリッチ食を勧めています。
この図をご覧ください。
タンパクリッチ食とは、簡単に言えば、タンパク質と脂質をメインで食べて、糖質は減らすという事です。
卵は、糖質ゼロ。。これは乳児にとっても同様で、妊娠するには、赤ちゃんの身体👶を創る為に、鉄、タンパク質、脂質をメインで食べるほうが、妊娠しやすいという事です。
男性の精子も、女性の卵子も、共に、タンパク質と脂質でできている。。
男性の不精子症も、タンパク質、脂質が足りない事も原因になっていると言います。
世の中に出回る間違った知識を見直す。
①カロリー管理は、実は代謝とは一切関係ない。カロリーが高い、タンパク質、脂質が、悪者にされてきた。。でも本当に問題なのは糖質の量。
②栄養はバランスが大切。。は、厚労省と、農水省が出した 目安で、元気な人に、炭水化物は、本当は、殆ど必要ない。むしろ、タンパク質、脂質の割合を増やす事。
③卵、肉、チーズを取りすぎると、コレステロール値が上がる。。は間違い。。むしろ減る。
最近では、コレステロールは高くて良い。むしろ大切だと。。いう意見が増えている。。
妊娠中にコレステロール値が上がるのは、乳児に脂質送るため。。で、正常。。
④肉と油で太る。。は間違いで、太るのは糖質。。肉と油は脂肪にならない。
⑤炭水化物は必需品ではない。。糖質であり、タンパク質、脂質メインで食べる人は、脂質代謝となり、糖分は取らなくても、体内で創り出せる。。
実はこれが正解、タンパク質や脂質を避ける食事をしてきて、不妊が増えた。。というのです。
人間の構成成分を見ても、糖質は、1%です。。
不妊の人男女共、妊娠中の人、離乳食、この宗田哲男先生のクリニックでは、タンパクリッチ食を勧めて、結果を出しています。。
タンパクリッチ食とは、簡単に言えば、
卵、肉、魚、チーズをメインに、サブで、豆腐、納豆などの植物性タンパク質。
次に葉野菜、キノコ、海藻類です。発酵食品、ご飯は最後。
宗田氏は、乳児のエネルギーは、ブドウ糖ではなくて、ケトン体だと言います。
ケトン体は、脂質が原料なのです。。
だから、脂質が大事。。必須脂肪酸というのがあります。
脂質が取れる食物
オメガ3脂肪酸(あまに油、えごま油、しそ油、青魚、アボカド、クルミ)
バター(グラスフェッドバター)、ラード、生クリーム、肉、マヨネーズ、オリーブオイル(エクストラバージンオイル)、中鎖脂肪酸(ココナッツオイル、MCTオイルなど。。)
取ってはならない脂質
マーガリン、サラダ油、菓子やスナック菓子の油。ショートニング、ホイップクリーム。
トランス脂肪酸は、ダメ。原材料に加工油脂とあるものは、トランス脂肪酸です。
女性には、とにかく、鉄が大事。。鉄を取る工夫をしてください。特に不妊の人。
当院では、沖縄の天然海塩、ぬちまーすを勧めています。。
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不妊の人に足りないと思われる、マグネシウムや、鉄分も含まれています。
鉄はそれでも不足するので、ヘム鉄という吸収されやすい鉄が含まれた、レバーや、赤身肉を食べるようにしてください。