心が風邪をひいたなら

川村整体ブログ 

瓦を磨いて鏡と作す。。

道元さんの言葉です。。

あなたはそのままで、充分魅力的なのに、自分に鎧を付けて、大きく見せようとする。。

それが成長だと考えている。。

そうしないと、置いてけぼりくらいそうな。。恐怖感がある。。

 

だから、何かを得よう得ようとせずにはいられない。

でも、頑張って身につけた鎧は、あなたに似合っているでしょうか?

あなたの魅力を覆い隠している様にも見えます。。

 

今の自分を否定して、鎧で大きく見せる道もあれば、今の自分を肯定して、今の自分を磨いて行く道もある。。

 

瓦をいくら磨いても、鏡に変身する事はないが、にんげんは、今の自分を肯定し、その荒削りな自分を、毎日磨いていけば、鏡となるのです。。

 

無理に自分を変えようとする道。。もう一つ。。

今の自分を磨いていきながら、その過程で、磨かれた分、自分に必要なスキルを必要に応じて受け入れ身につけて行く道。

その繰り返しで、瓦は、いろんな飾り付けをしなくても、輝いていきます。l

 

今のあなたのままで充分魅力的ですよ。。

 

僕は、当院に来る、自分を否定している人に対して、いつも思うのです。。

今の自分を磨いていきましょう。。

 

流木の木片も、磨いて、削っていけば、仏となるのです。

まだ。荒削りな木片なだけです。。

磨いていけば良いだけ。。途中の削りかけの仏を否定してもしょうがない。。

 

別人になろうとしてはいけない。。

今の自分は必然の自分です、。過程です。。プロセスとして必要な今です。

削り途中の姿です。。

それを受け入れられれば、仏になるのです。