心が風邪をひいたなら

川村整体ブログ 

不眠症の正体④

冬山で遭難すると、寒さで眠くなる。。

寝てしまうと死んでしまうから、寝てしまわないように、顔を叩く。。

そんなドラマのシーン。。誰でも見たことあるでしょう。。

深部体温が低くなる事。。イコール眠くなる事です。

 

眠る。。という事は、脱力です、。

脱力するには、昼間緊張する必要があるのです。1日のメリハリが大事です。

 

脱力すると、緊張状態の身体。。深部体温が高い状態から、深部体温を下げて、手足の末端から、昼間の熱を発散させてリセットする。

 

だから、寝ている人の手足は温かい訳です。。赤ちゃんの手足は温かい。。

 

あれは、末端から熱を発散させる過程です。。

 

腎臓の悪い人は、冬でも、足が熱くて寝れないのです。

真冬なのに布団から足を出しているんです。。それでも熱い。。

 

腎臓は、熱を発散させる働きがあるんです。

 

汗もそうですし、足の裏から熱を発散させるのも腎臓です。。

湧泉というツボから抜くのです。。

 

それがうまくいかないから、足で熱がこもるんです。。

 

逆に、夜寝る時、手足が冷たくて寝れない。。と、靴下履いて寝る人がいますが、そういう人は、昼間も高体温になれてない人です。。緊張できてないんです。

 

だから、夜に手足が温かくならないんです。。寝れない。。

 

こういう人に大切なのは、昼間の深部体温が上がる様にすることです。。

汗をかき、インナーマッスルを動かして、筋肉で熱を創る習慣。。創れる呼吸の深い身体にすることが先です。

昼間に深部体温が高くなることができれば、夜は手足から熱を抜こうと、温かくなるんです。

脱力できる。。

 

靴下を履くと、手足が温かく、深部体温との差が出ると、寝やすくなるので、やってしまいがち。。

 

でも、手足はあくまで発散場所です。。

良く寝れたつもりでも、だるいのは、靴下で熱が発散できなかったからです。

 

寝れない人は、昼間に深部体温が高くなってないから。。

昼と夜の深部体温の差が出た時に、ブレーカーが落ちて寝れるのです。。

 

お日様が出てる時は、運動して汗をかく。。お月様が出たらゆっくりする。。

メリハリですね。