心が風邪をひいたなら

川村整体ブログ 

閉経と整体①

当院にも、更年期を軽く済ませたい。という理由で、更年期前に身体を整えておきたい。。

という賢者が、多数通っています。。

女性にとって、更年期とは、とても恐怖の様です。。

 

更年期とは、一般的には、50歳を中心にした前後10年をさします。。

現在の閉経時平均は、50歳だそうです。。

 

閉経前から、更年期という辛い時期が始まります。。

閉経後も続きます。。

 

この10年ぐらいを更年期と言います。。

整体的には、この10年の中に、さらに、2年ぐらい。。骨盤が完全に脱力してしまう2年間があり、この2年が辛い時期です。。これは閉経前後に起こります。。

鬱の様な状態です。。完全リセット期間です。。集中できない。。力が入らない。。覚えられない。。思い出せない。。普通の事ができない時期です。

この時期は、アタフタせず、明らめる方が良いのです。完全休養期間です。

 

しかし、この時期をうまく経過させると、更年期後が、省エネの身体となり、むしろ生理があった時期よりも、楽に、楽しく生きられるのです。

60代は楽しいですよ!という事です。

 

そういう意味では、更年期に、ホルモン治療などで、無理矢理治そうとするのはやめた方がいい。。

病院のやる治療は、自然の節理に無理に介入し、症状を終わらせるのが治療だと考えているからです。。

閉経前ならピル。。閉経後ならエストロゲン補充。。子宮内膜を剥がす目的で、黄体ホルモン併用。。

薬剤治療、ホルモン治療で、更年期を短くしたり、強制的に終わらせても、更年期後の、省エネで楽な人生は起こりません。。

50歳から、前後5年は、人生100年時代において、とても大事な期間だと考えるべきです。

正しく経過させる事が大事です。。

正しく経過させる事が出来れば、生理痛同様、正しく経過すれば、痛みは少ないでしょう?

 

更年期も正しく経過させる事。。それに整体で、身体を整えておく。。ーという発想は賢者ですね。

 閉経と言っても、40前で閉経する人もいれば、60代で閉経する人もいる様です。。

 

整体では、四十肩は、更年期の始まりだと観ます。

エストロゲンは、関節の周りにある滑膜というまくを、柔らかくする働きがあるのだとか。。

それで関節が硬くなったり、変形しやすくなる。。

 

卵胞ホルモン、エストロゲンが減ってくる事により、卵巣、子宮の呼吸が減る。。

骨盤の開閉。。月経が乱れる。。

呼吸不全が、自律神経不全になります。。呼吸もホルモンも自律神経の支配下ですから。。

骨盤の動き、股関節の動きが減るんです。。

という事は、肩関節の動きも減るんです。。

そうなると、身体の伸び縮み、血管の伸び縮みも悪くなる。。

つまり、動脈が硬化してくる。。そういう時に四十肩が起きて、エストロゲンに頼らない、肩呼吸。。正確には副腎呼吸に切り替えていくプロセスです。。

卵巣の働きを、、副腎に切り替えていくのです。。

その過程が、更年期です。。

 

では、更年期の準備とは。。副腎に素早く移行できる様に、副腎を元気にしておくことです。。

整体的には、股関節の調整。。腰の伸びの調整。。

四十肩の調整。。身体の右半身、肝臓をふくめ、甲状腺も含めての調整です。。

 

欠伸と伸び。。子供の頃は当たり前にやってたこの行為こそ、副腎を元気にする動きです。。

腰を伸ばす事。。イコール副腎リセットです。。

腰が伸びれば、腕も伸びるのです。

 

女性の場合。。身体の右半身の異常を消す事です。。

 右半身、特に右の股関節、右骨盤の後屈がなければ、正しく経過してします。