心が風邪をひいたなら

川村整体ブログ 

自閉の小学生。。整体

自閉とか、発達障害が、どういうものなのかは、よく分からない。。

時々、うちの子が自閉症だから。。と、子供を連れてくるお母さんがいるが、共通点は見出せない。。

 

皆違うし、こうすれば良い。という感じは、もっと経験しないとわからないだろうし、むしろ、自閉の子には、こういう風にすれば、良いというマニュアルみたいなものは造らない方がいいのかもしれない。。

 

今日2回目の、小学生は、とにかく動き回る、落ち着きの無いタイプ。。

触られるのが嫌いだと言うが、意外と僕に触られるのは嫌いじゃないみたいで、触らせてくれる。。

しかし、嫌な場所、嫌な触られ方をすると、すぐ、逃げようとする動きをするからわかりやすい。。

逆に心地よいと感じてる時は、大人しく、じっとしている。。

微妙な振動が好きみたいです、揺らしながら抱いてやると、楽しそうだ。。

 

嫌いな触り方をすると、すぐ逃げてしまうが、今日は、僕の膝のうえが好きになったらしく、戻ってきて、自分の膝の上に座る様になった。。

 

なんか、とても父性が出てきて、自分の子供の様な気がしてくる。。

この子にとっても、僕の膝の上は、安心できる場所として、認識してくれた様だ。。

 

なんだか、例えは悪いが、猫ちゃんをあやしている気分だ。。

僕が、子供の頃、団地住まいで、野良猫がたくさんいた。。

近所でも有名な猫キチで、🐱、いつも猫を抱いていた。。

猫は、自由自在で、抱いていても、自分の心地いい形になろうと動き回るし、嫌なら飛ぶ降りて、どっかに行ってしまう。。

それでも、外で、ばったり出くわすと、近寄ってきて、抱いてくれ。

とせがむ。。

 

その感じに似ているな。。と、思った。膝の上で、自分のしっくりくる、居心地のいいポジションを、一生懸命見つけようとしている。。

自閉の子とは、自由自在なのだ。。囚われが無い。。だから囚われだらけの我ら大人には、理解できないのだ。。

よく自閉の子はこだわりが強いというが、よく動物が、一つのことにこだわって、ずっと同じ事繰り返してる事があるが、あーいう自然なこだわりであって、大人の様な、不自然なこだわりではないと思う。。

 

それを、無理に静止させずに、自由に動かせてやりながら、子猫を撫で様に、気持ちよさそうなところを、揺らしながら撫でやるだけで、要求を満たされて、発散モードに入り、気が、勝手に発散しだした。。

 

頭に溜まっていた気が、手先、足先に流れ出し、抱いてる体が、涼しくなってきたのが解る。。

その感じと同時に、おとなしくなり、自分の膝の上で、心地良さそうだ。。

 

この子は、身体が捻れていた。。

身体を気持ちよく捻ってやると、どんどん発散していくのが解る。。

 

この子が、癇癪を起こす時は、身体が捻れて、気が詰まっているのを、身体を捻って抜こうとしていたのだ。。

 

大声を出したり、言葉が多くなるのは、脳の興奮を発散させるには、息を大きく吐きながら、言語化する事で最も発散できるからだ。。

大人でも、大きい声で、悪口言葉を吐き出すと、スッキリしますよね。。

悩み事を、言語化して、人に話すとスッキリする。。

それと同じです。。

大脳の興奮。

のぼせを鎮めるには、身体を捻る。。大きく息を吐く、大脳のモヤモヤを言語化して吐き出す。。

もう一つは、僕のブログの様に、理屈で納得できると、大脳は腑に落ちて、発散する。。

僕のブログが好きな人は、元々、大脳に気が詰まりやすい。のぼせるタイプです。。

だから、僕の理屈が通った理論で、納得し、発散しているのです。。

 

お母さんには、これから癇癪起こしたら、抱いて、身体を捻ってあげてくださいね。。

あと、大脳が緊張してる時は、必ず、腕も緊張している。。

だから、腕を、指先に向かって、撫でてやれば、大脳の興奮が、指先から抜けていくよ。。

と、指導しました。。

 

あと自閉の子には。あーしていけない。。こうしていけない。。という接し方は、ダメだ。。

今日の僕が、あーそういうふうに動きたいの。。いいね、

今度はこうなりたいのか?いいね。。という気持ちで、自然と接していた。。

これは、囚われのない、自閉の子に、むしろ俺が脱力させてもらえて、自然な心に戻れた、。という事だ。。

自閉の子には、そういう力がある。。

むしろ先生と呼びたい。。