大きく分けて、人間には、鈍感タイプと、過敏タイプがいる。。と、何度か説明してきました。。
どちらの要素も持っていて、バランスよく、オンオフ出来る人は元気な人です。。
しかし、多くの場合。。どちらかに極端に偏っています。。
偏りすぎて、自律神経のバランスが悪く、症状が出てしまうんです。。
症状を出して、自律神経を正常にしようとしているのです。
当院に来るお客さんは、自分がそうであるからでもあるのでしょうが、類は友を呼ぶで。。過敏な人。。過呼吸の人が多いのです。。
何故、過呼吸になってしまうのか。。
生まれ持った身体のタイプが、元々過呼吸タイプだとも言えます。。
ただ、それは本来欠点ではなく、長所なのです。。
早すぎる時代の変化に、過呼吸の人は、ついていけないのです。。
それで欠点の様になってしまう。。
過呼吸気味の人は、元々純粋で、囚われることを嫌い、執着する事が苦手な人達です。。
ですから、いつまでも子供の素朴さ、純粋さを持った人達と言えるのです。
そういう人は、執着がない分、透明で、周りの人の緊張を、自然と癒してしまうんです。。
ムードメーカーとも言えます。。
仲間に1人はいますよね!
愚痴られやすく、感情を吸収してくれる人。。
ただ、現代の、結果を出さないと評価されない時代においては、執着するのが苦手な過呼吸気味の人は、頑張る事も苦手なので、頑張る事で結果を出す。。というのが苦手。。
だから、頑張って結果を出すのが得意な、鈍感タイプの影に隠れて、目立たない、。。評価されない。。軽くみられる。。舐められる。。などの悩みを抱えてしまいます。。
存在感が感じられず、自分探しをしてしまう。。
鈍感タイプの人は、何か大きな目標を持って、そこにブルドーザーの様に邁進するのが得意です。。
それができてるだけで、発散できてしまうので、頑張る目標を持ち、その頑張りが結果に結びついていれば元気です。。
人にどう思われているか?よりも、自分が頑張って、それがうまくいってさえいれば元気でいられる。。ただそれがうまくいかなくなると、鬱になる人達です。。
過呼吸気味の人は、目標を持って頑張る事が苦手で、嫌い。。疲れるのです。
その分、自分の身の回りの環境、評価によって、元気かどうかが決まる。。
受け身的なんです。転職好き、引っ越し好きです。。
環境を変えるのが好き、気持ちがリセットできるからです。
受け身的だから、いつも人に、自分がどう思われているか気になり、嫌われ無い様な行動パターンになりがち。。だから断るのが苦手です。。
頼まれた事を断れない。。
あの人は断らないからと、めんどくさい仕事を任される。。
嫌われない様に、ちゃんと終わらせる。。というループに入る。。仕事が確かな人です。
でもそれは、頑張る事と同じですね!
さらに、自主的に頑張っているのではなくて、嫌われない様に頑張るわけで、ストレスが溜まる一方。。
身体は常に興奮状態。。脳もそうです🧠。これ以上興奮できない状態です。。
受け身的興奮状態は、不安を作り出すんです。。
不安の身体、脳が、過呼吸を起こし、パニックを起こす。
そうやって、興奮を逃そうとしているのです。病気ではない、。
不安になれば、これ以上不安要素を増やさない様にと、先の事を考えて、先回りして考えるから、さらに不安になる。。
過呼吸の人に大切な事。。
それは、自分は頑張らない生き方で生きていく。。と、腹を決める事。
頼まれた事を断る勇気、覚悟。。
周りの人に、どう思われているかよりも、自分で自分を評価できる生き方を選択していく事です。。
人に評価される意味ある、価値ある生き方に寄せるのではなくて、自然な生き方、自然な喜び、自然な親切。。それを一日一日実行していく事によって、自然と、周りの人達も、評価される為の、演じる人生から、自然な生き方、。自然な笑顔を取り戻していく、。
それを見た周りの人も、自然の戻っていく。。
自然さの波紋を、意図的にではなく、自然と拡げていく様な生き方ができる。。
これが過呼吸の人の長所ですから。。