心が風邪をひいたなら

川村整体ブログ 

皮膚は最大の発散装置。。

当院では、肌断食を推奨していますねえ!

肌は、何かを塗る場所じゃ無いんです。。

 

肌は最大の発散装置です。。

人体の皮膚には、東洋医学で言う所の、経絡が張り巡らされています。。

その経絡には、それぞれ内臓の名前が付いている。。

 

つまり、内臓の気の詰まり。。発散不足があれば、その経絡上にある皮膚から発散する。。

という内臓の気の滞りを抜く、最後の場所です。。

 

皮膚のどこに炎症が起きているのか?

湿疹が出ているのか?

それが分かれば、内臓の何処に気の滞りがあるか分かるのです。。

口内炎も同じです。。

目が痒いのも、鼻が出るのも、皮膚も粘膜も同じです。。

 

身体は、体内の気の滞りを、皮膚や、粘膜から発散させて、気の滞りを解除する役割があるのです。

 

春でも花粉症にならない人は、身体の中の気の滞りが少ないからです。

気の滞りがある人は、春、のぼせて、さらに気の滞りが生まれることを解除する安全装置として、発散装置で換気しているのです。。

換気扇とイメージすると分かりやすいでしょう。。

 

肌、粘膜は、換気扇です。。

 

換気扇である皮膚に、ベタベタ何かを塗る。。という行為は、換気を邪魔しているのと同じです。。

発散しにくい皮膚にして、見た目に綺麗さは出ても、肌の換気機能は落ちている。。

 

そこで肌は、これでは換気できないと、湿疹、アトピーという炎症を起こして、肌をリフォームし、換気扇を正常化しようとしているのです。。

 

ですから、皮膚病とは、病気ではなくて、換気扇の大掃除なのです。。

それを、また皮膚科では、病気だから封じ込めましょう。。

湿疹、アトピーにない皮膚がいい皮膚だと。。ステロイドや保湿剤を塗るわけです。。

 

これは、臭いものには蓋をしろ。。という事です。。

これをするから、皮膚の換気扇能力を取り戻そうと、炎症を起こしているのに、薬で蓋をするから、余計治らないのです。。

 

皮膚には、出来るだけ、何も塗らない方が元気になれるんです。。

塗るのやめると、粉吹くじゃないか。。割れるじゃないか、乾くじゃないか。。

 

違うんです。。

塗りすぎてそうなってしまった事に、塗るのをやめて見て気付いただけです。。

窓拭きを水でやった後、乾くと、水の跡が残って汚い。。あれと同じです。。

水を付けずに、乾いた雑巾で、はあはあしながら拭くと、汚れが残りません。。

 

肌は基本、排泄器官です。。

 

塗ればそれを邪魔する。。

換気扇に油汚れが付かないように、紙貼るのと同じです。。

換気機能は落ちてしまう。。

イコール病気になり易いという事です。

 

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