心が風邪をひいたなら

川村整体ブログ 

梅雨時期の頭痛。。

40代の女性。。

このところ、とてつもない頭痛だという。。

 

調べてみると、やはり、梅雨時期、汗が蒸発できず、熱が発散できず、腎臓に熱が籠る。。

その影響で、坐骨が左側だけ縮み、骨盤が捻れる。。

骨盤の捻れは、肩の捻れを誘発し、肩の捻れは首の付け根の捻れを誘発する。。

 

首の付け根の捻れは、頭蓋骨と頸椎との関節をも捻る。。

頭蓋骨も捻れる訳だが、頭痛が起きるのは、この、頭蓋骨と、頚椎の付け根の部分が、捻れる事で起こる。。

ツボでいうと風地という場所。。

 

鍼灸に行くと、頭痛というと、風地や天柱というツボに鍼を打つ理由です。。

ここが硬い人は。頭痛だけでなく、顎の痛み、歯痛、肩凝り、貧血を訴える。。

 

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首の付け根が捻れ始めた頃から、自律神経が乱れる。。

自律神経の急所は、首の付け根付近です。。

その辺りが捻れた人が、血圧が高いのです。

何故?  頸椎動脈が捻れて、首から脳に向かう血流に左右差が出て、脳の血液の出入りが悪くなるからです。

 

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首が硬くなると、自律神経がしっかり働けなくなる。。

鬱の人は首の力が抜け、パニック症の人は首が硬い。。

 

梅雨時期は、とにかく、腎臓に熱が籠らないように気をつけること。。

腎臓に熱が籠ると、左の座骨が縮み、身体が捻れる。。

 

ならば、捻転運動を繰り返し、身体が、一方行に捻れないようにする事。。

梅雨時期の頭痛は、骨盤の捻れで起こるからです。。

左に捻りやすく、右には捻りにくいはずです。。

それを、両方捻れるように、5月。6月はやっておくと、湿気による症状が出にくいのです。