当院には、歯科衛生士さんがたくさん通っています。。
歯科衛生士さんの仕事は大変です。。
そんな中で興味深いお話を頂きました。。
「最近のお子さんは、口を大きく開けられない。。お爺さん、おばあちゃんの方が、よっぽど大口開けるんですよね! しかも、口ゆすいで。。と言っても、口の中に残ってるんです。。
ぷくぷく強くできないんですよ」
これは、僕もいつも言いますが、骨盤が、成長してないんです。
骨盤の状態と、顎の状態は比例します。。
例えば、子供の頃から。田舎で、長距離通学山越え。。や、畑仕事を手伝ってる様な子は、足腰丈夫で、骨盤も大きく、顎も大きく強い。。
でも、街で、過保護に育てられた子供は、足腰育たず、骨盤が強く大きくならない。
だから、顎も強く、大きくならない。。
だから、顎が開けにくいし、口の中が狭い、
だから歯並びが悪くなる。。
先日のブログにも書きましたが、赤ちゃんの成長は、足からです。。
足を育てるという事は、無心で動く内臓や、バランス感覚、呼吸筋などを育てるのです。
それが終わったら手が成長し出す。。
これは、意識的な部分、、言葉や、目で見た世界を認識するなど、意識的な分野の成長です。。
ここで皆さんイメージしてみてください。。
人間が歩く時、または自転車にのるとき、殆どが無意識に動く筋肉で、動いているのです。。
意識的な部分は、ほんの一部。。
意識で動かせる筋肉だけで、歩けると思いますか?
自転車乗れると思いますか?
人間の成長とは、足腰から、無意識の領域から育てていかないとダメなんです。。
その順序で育てていかないと、脳も正常、成長しません。。
顎が小さい。。大きな口が開けられない子供は、同時に、脳の状態も悪いのです。。
足腰を育てて骨盤を強くして、顎を強くする事が、脳、精神を正常に育てる事です。。
実際、当院にくる精神疾患のある人は、皆、顎が捻れているのです。
整体では、顎、肩が捻れていると人は、ノイローゼになりやすいといいます。。
最近、発達障害、自閉症が問題になるのも、足腰が育ってないからです。。
顎の前に足腰です。。
これから子供を産むお母さん達は、よく知っておく事です。。
足腰が先です。。
足腰を使わない習い事が先ではないのです。
まず、力いっぱい遊ばせる事です。