お盆とは、私達は、毎年8月にある先祖供養の日だと。。漠然と考えてきましたが、そもそもお盆とはいつから、どういう理由で始まったのでしょう。。
ネットで検索していくと、お盆とは、物を運ぶお盆という意味ではなくて、盂蘭盆(ウラボンエ)
これはサンスクリットのウランバーナ。。を音写したものだと言われています。。
この意味は、逆さ吊りの苦しみという意味です。
怖いですね。。
お釈迦さんの弟子。。目連が、神通力で、亡くなった母親の死後の世界を観た時、地獄で逆さ吊りにされているのが見えた。。
目連が、お釈迦さんに、ウチの母親は、とても優しい人だったのに、何故、地獄で逆さ吊りなんでしょうか?
と聞くと、お釈迦さんは、「それは貴方にだけの優しさであって、他の人には厳しかったからだ。。それは自己中心的な優しさだからだ。。」
ではどうしたら救われるでしょうか?
そこで、提案されたのが、今でいうあの世の先祖を供養する、お盆という習慣に繋がっていった様です。
この習慣が、日本に入る時、その前から日本にあった。。祖霊祀りというもの。。
これと融合して、今のお盆の習慣ができた様です。
日本では古くから、先祖の霊は、一年に2回、この世の戻ってくる。。と考えられて、戻って来た先祖が、私達にエネルギーを分けてくれる時だと考えているいた様です。
それが、1月と7月の、正月と、お盆になっていった様です。。
お盆は、7月だったんですね。。
祖霊祀りでは、12月末と、6月末に、けがれを落とし、1月と7月に、綺麗なカラダで先祖を迎えていたそうです。
このお釈迦さんの話が本当だとすれば、私達がお盆にする事は、第一に、自分のこと身内だけ助かればいい。。というトイレットペーパー買い占めみたいな、心を改める時ではないでしょうか?
その綺麗になった心こそ、ご先祖さまの心も洗い、供養になると思うのです。