僕が、正しい歩き方の説明で、内股とお尻の筋肉を使える様にする事。。
というと、どうしても、鍛える！ と考えてしまうんですね。。
そうじゃないです。
鍛えるんじゃなくて、使える様にする事です。。
例えば、自転車に乗れる様になる。。
自転車に乗れなかった時と、乗れる様になった1番の違いはなんでしょうか？
自転車に乗るのに必要な、バランス感覚と、それに伴う筋肉が動く様になった。使える様になったという事です。。
竹馬や、ローラースケートも、最初は乗れなかった、。でも乗れる様になる。。
これも、竹馬やローラースケートに必要なバランス感覚と、それに伴う筋肉が、動く様になった。。使えるようになった。。という事です。
使える様になった筋肉は、よく動く様になるから、太くなってくる。
そういう順番が正しい。。
私達は、普段歩く時、走る時、日常生活において、自分の身体という自転車に乗れていないのです。
正しく歩くとは、自分という身体自転車に、乗れる様になるという事。。
無駄に筋肉を鍛えれば、それが邪魔になって、むしろ自転車が乗りにくい人もいるでしょう。。
筋肉がつき過ぎて、プールで浮かない友人がいました。。
それも、筋肉が邪魔で泳げない。。そういう事があるんです。
よく体幹を鍛えるという本が出ていますが、ガチガチの太い体幹を作った身体は、自転車に乗りやすいでしょうか？
当院に来店する、筋トレ好きのおじさんは、片足で立たすと、大抵、グラグラして立てないのです。。
という事は、無駄に鍛えられた筋肉は、むしろバランス感覚を邪魔する。。
細かいバランスを取れない。。太いが動かない筋肉をつくる。。これが鍛える。。という間違いです。
そういう事です。。
だから、正しく歩くには、一番良いのは、坂道を少し大股で歩く。。
凸凹した所を歩く。。
すると、身体は、楽に上がろうと、楽に歩こうと、一番良い筋肉バランスで上がろうとするのです。。歩こうとするのです。
だから、使えてなかった筋肉が、使える様になるということ。。動く様になる事、
腰痛になる人。。膝が痛い人。。姿勢が悪い人。。
筋トレが足りないんじゃなくて、使えてな筋肉、動いていない筋肉があるということ。。
その動いてない筋肉を動かすということ。。
そうすると、内股とお尻を使って歩く様になるんです。
鍛えるんじゃない。
使える様にする。。
それには、坂道を上るにも、どうやったら楽に上がれるのか。。それを考えてやるんです。
楽に上がれてるという事は、正しく全ての筋肉が動いているという事です。
上がってる感が強い、。頑張ってる感が強い動きは、動いてない筋肉があるからです。。
動いてない筋肉の肩代わりをしてる筋肉が悲鳴をあげているのです。。
これ、スタックラインと言います。
これ、筋トレで、ムキムキの人できると思う？
