今日は、70ぐらいの女性。。
何年か前に、通っていた女性です。。
右の脚がおかしいので、見て欲しい。。との事。。
立った状態で、全身を、調べてみると、右の骨盤が、極端に開いて後屈している、それに釣られて、股関節、膝、足首まで捻れている。。
これじゃ違和感感じるはずです。。歩きにくいはずです。
「右の骨盤が、パカーン。と開いてるじゃないですか? 何か心当たりありますか?」
「アクセル踏み外して、ピキっとなった事と、あと、ヨガで開脚する時に、いつも右の腰に違和感があるけど、それかなあ!」
この様に、ヨガで、骨盤のどちらかが、パカーンと開いて、腰痛、股関節痛で、当院に来る方。むちゃくちゃ多い事は伝えておきます。
先生、インストラクターまで来ちゃうんだから。。
ヨガは、🧘♂️、自分が、身体が柔らかいという自覚があり、手足が長い人以外はお勧めしません。。
害の方が大きいからです。。
ヨガで身体痛めた人の骨盤、股関節は酷いものです。。
女性にとって股関節は、生殖器です。。
股関節を壊せば、生殖器も壊れます。
それでもきっと、ポーズ、アサナは、なんとなく決まって見えているのでしょう。。
そこに満足してしまうのでしょう。。
自分が、子供の頃から身体が硬いという自覚のある人。。
60を超えて、猫背になってる人は、ヨガは合いません。。
違う方法を選択してください。。
僕は、ヨガは、日本人に元々合わないと考えています。。
整体修行中の師匠が、ヨガの先生でもあり、習いましたが、身体が硬い人には拷問です。
ヨガはインド人が考えたメソッドです。。
インド人は手足が長く、日本人の様に骨盤が後屈していません。。
だから、多くの人がやり易いメソッドです。
逆に言えば、手足が短く、骨盤が後屈気味の日本人は、すり足が合うのです。。
オリンピックの空手形なんて、日本人に有利過ぎます。
厳密にいえば、中国の太極拳の動きも、日本人には合いませんし、韓国のテコンドウの蹴り方も、日本人に合いません。。
ロシアの、コサックダンスも、日本人には合わないのです。
民族によって、身体に合うメソッドは違うのです。
合わないものをやり続けると、害もあるという事です。
これは食べ物でもそうです。
身体が硬くなるのは、骨盤が後屈して、または捻れて、股関節も捻れて、内旋するからです。
だから日本人は、身体が硬く、肩凝りが多い。。
その状態から、ヨガで、身体を柔らかくしようとするのは、一部の身体の柔らかい人以外は無理です。。
実際、ヨガで身体痛めて当院にくる人は、皆、無理矢理開脚した跡があります。。
骨盤が死んでしまっています。窒息です。
なんの抵抗もなく、ペタっと開脚できるおばあちゃんは、良い状態ではなくて、筋肉がもう緊張できないぐらい仮死状態なのです。。
身体が柔らかいにも、内容があるのです。。
筋肉は緊張できるから筋肉なのです。緊張できるから脱力もできる。。
なんの抵抗もなく身体が柔らかいおばあちゃんは、筋肉が弛緩しているのです。
そこに気づける人は、僕らいつも身体を観察してる治療家だけです。
気絶すると、体の力が抜けて柔らかくなる。 そういう柔らかさです。
骨盤の息の根を止めてまで、開脚したいでしょうか?
それは違うでしょう?
60超えて、開脚できてどうするんですか?
できなくて良いです。正しく歩ける事の方が、大事です。
こちらのお客さんには、直ちにヨガを辞めて、毎日坂道上りをする様に指導しました。。
それだけで、股関節は、息を吹き返します。。