当院で整体を受けるだけでなく、正しい歩き方で歩いて欲しい。。
ただ、この正しい歩き方を、どう伝えて、解ってもらえるか。。
これが難しい。。
正しい歩き方で歩く事ができるようになれば、整体にくる事も必要なくなる。。はずです。。
今回は、車の駆動方式に例えてみます。。
下の図を見てください。。
左が前輪駆動。。右が後輪駆動ですね。。
昭和の車は🚘、殆どが後輪駆動で、前についてるエンジンの力をシャフトで、後輪に伝え、後輪が回り走らせる物。。
平成に入ると、室内を広くする為、前についてるエンジンの力を、そのまま前輪に伝える、前輪駆動が、標準になってきました。。
正しい歩き方とは、前輪駆動です。。
エンジンが下腹、丹田と考えてください。。
タイヤが股関節です。
外をウオーキングしてる人を見ると、殆どの人が後輪駆動で歩いています。
丹田に重心が無く、プロペラシャフトの付近に重心を置き、後輪、つまり、後ろ足で、母指球に力を込めて、蹴りながら推進している。。
重心がシャフト付近にあるから、腰は引けて、横から見ると、逆くの字になって、頭だけ前に出ている、この状態で歩くには、腕を大きく振らねばバランスが取れない。。
しかし、この歩き方では、脚の内股、お尻の筋肉を使っていないし、小指を使っていない。。
正しい歩き方、前輪駆動は、エンジンである下腹、丹田に重心を置き、その為、側にある股関節にも上手く体重がかかる事で、骨盤、股関節の可動域が増えて、歩きやすくなる。。
前輪駆動車の様に、前脚で、体を、引っ張り、推進させる。。
この歩き方だと、股関節が綺麗に動くため、内股、お尻の筋肉を上手に使う。。
足の小指にも体重が乗り、脚全体の筋肉を使う感覚があります。。
だから脚が衰えないし、骨盤も衰えないのです。
皆さんは、まずは、前輪駆動で歩く感じを掴んでください。。
坂道は、前脚で、引っ張る歩き方になりやすいですから、まずは坂道を大股で歩き、前輪駆動の感じを掴んでください。。
その時、内股やお尻の筋肉を、使っている感覚を感じてください。。
その時、ふくらはぎには。あまり力は、入らないはずです。。
坂を登るとき、ふくらはぎが緊張して痛くなる場合。。内股で歩けていません。
踵、小指、親指と、連続して体重が移動する事を感じてください。。
平地で前輪駆動を感じるには、最初、小走りで少し走ってから、その前重心を維持しながら、ゆっくり歩く。。
または、後ろから風で背中を押された様な感じで一歩目を踏み出し、その重心のまま歩く。。
腕は、肘を曲げた方が、胸が開きます。。
正しい歩き方では、腕は大きく振れないはずです。
前輪駆動。。感じてください。。
後ろ足で蹴らない事です。