整体術では、脳に障害がある場合。または脳の成長が順調で無い場合。。
必ず足首が太いから、足首を絞めていくと、脳が正常になると言われてきたのです。。
今日、自閉スペクトラムの子供の、運動療法を担当している、理学療法士のYouTubeで、整体と、全く同じ見解を述べていたので報告しておきたい。。
自閉の子は、ふにゃふにゃしていて、低緊張。。である事は、よく知られていますね。。
身体の特徴でいうと、理学療法士の観察では、
①図のように、足が、外板扁平足である事。。
②X脚である事。。
③猫背である事。。
この足首の図でいうと、図の右側の様に、外板扁平足になってるケースが多いという事なのです。
図で解るように、正常な足と比べて、足首は曲がり、太くなる訳です。。
この太い足首を締める。。という事は、左図の、正常な足首にする事です。。
脳に障害がある子供は、足首が太い。。という、長い間、整体の世界で言われてきた事は、理学療法士の間でも、正解だと言うことになります。。
また、この理学療法士は、どうすれば治るか?について、僕がいつも言っている様に、公園の凸凹した所を歩く。。
バランス感覚が必要な所で遊ばせる。。
というのです。。
面白いですね。。
整体的にいうと、身体の中心、下腹に力が集まっている体は、足首や手首が締まっていて、身体の大きさの割に細いのです。
締まった手首は、手先が器用です。
逆に、手首が太いと、不器用となります。
自閉の子は、不器用と言いますが、手首が太いからです。
身体の中心の力が抜けているからです。
つまり低緊張なのです。
僕も、足首、手首が細いです。
相撲取りでも、白鵬とか千代の富士とか、大横綱になった人の足首は、身体の割に細いのです。。
整体をやっていても、体の悪い人は、太く、末端が重いです。。
身体が良くなってくるにつれ、末端が、軽く、細くなってきます。
足首の締まりというのは、身体全体の締まりを現しています。。
身体の状態がいい人は、皆、足首が細くしまっているのです。。
逆に、お年寄りも、年齢と共に、骨盤が動かなくなり、足が出なくなり、つまずきやすくなる。。
その時、やはり足首は、太く、硬いのです。
そして、外板扁平足です。。
そのあと、肩、首の緊張が抜けず、ボケてくるでしょう?
足首の太さ。。とは、子供も大人も、身体全体の、バランスの良さを現しているのです。
だから、自分の子供は、脳の成長が遅いんじゃないか?
と、思ったら、凸凹したバランスが必要な場所で遊ばせる。。
家に帰ったら足首を、ニギニギしてやる。。
まだ、立っていない子なら、寝返り、ハイハイ、つかみ立ちを、どんどんやらせてあげる。。
どれも、下腹に力を集める練習をしているのです。
そして足首をニギニギする。。
手首も。。手首が締まって来れば、物を握る力が強くなる事で解ります。
脳は、身体の中心の力が出てきて、その後に成長してくるのです。
脳が身体を支配してるのでは無くて、身体が脳を支配してるからです。
整体師としての経験で、それを知りました。。
脳を変えようとしても身体は変わらんが、身体を変えてやると、脳は変わるんです。
確実に。。
それが当院のやり方です。
身体の中心、おへそに力が集まる身体になる事。。
身体が正常になった証拠が、足首の締まりなのです。。