夜寝れない人。。
何故寝れないかと言えば、寝る為の呼吸に変化しないからです。。
人間は、寝る時、起きている時とは違う気の流れになる。。
呼吸が変わるのです。。
赤ちゃんの寝てる姿を見ると良く解る。。
熟睡中の赤ちゃんの呼吸は、実にゆったりして、呼吸が止まっているんじゃないか?
と、思えるぐらいゆっくりしている時もある。。
良く寝れない人とは、仰向けになっても、背中が浮いてる感じがする人。。
又は、尾骨が当たる感じがする人。。
要は、横になっても、骨盤の緊張と、胸の緊張、首の緊張が抜けない人です。。
肩が硬い人が多いですね!
肩が硬いという事は、胸の中心が硬いという事なんです。。
手首も硬い。。
胸が縮んでいるから、肩が巻き込むのです。。
僕には、仰向けになって、キョウツケ。。してるように見えます。。
でも、当院で施術を受けると、お客さんに言われるのが、「先生、背中が付いてる感じがします」
そうなんです。。脱力できたのです。。
骨盤の緊張と、胸の緊張が抜けたのです。。
そうすると、背中が床につきます。。
ヨガの死体のポーズもそういう事です。
現代人の神経的緊張は、知らない間に緊張している為、脱力するのも難しい。。
身体が、横になっても脱力しないもんだから。。呼吸もゆったりした、熟睡呼吸にならない。
だからいつまでも寝れない。。
寝ようとすればするほど。胸の緊張が高まり、寝れなかったらどうしようという不安感が、さらに胸を縮める。。
こういう人は、僕もそうだが、横になっても寝れないが、バスや、電車の揺れでは寝てしまうのです。
座ってる方が脱力できるのです。うたた寝のプロです。
さあ、こういう神経症の人、不安症の人は、どうやって寝れる様にすればいいでしょうか?
要は、寝れる呼吸にすれば寝れる訳です。
寝ている時の呼吸は、吐く息が長く、吐いてから吸うまで間に、間があります。。
この間が長いほど、良く寝れます。
赤ちゃんが、呼吸がと止まって見えるのは、この間が長いからです。
その間を創る体術をすればいい。。
下の図を見てください。。
仰向けになったら、足首を上の図の様に、頭側に背屈しながら、大きく息を吸う。。
次に、下の図の様に、息を大きく吐きながら底屈する。。
それを繰り返す。。
最初は、早いテンポで始めて、徐々にゆったりしていく。。最初は吸う息を強めでいいです。
自然と、吐いてから吸うまでの間に、間が出てきます。。
吐く息が長くなってきます。
それで寝る呼吸になります。。
おしっこや、物音で目が覚めてしまった場合。。
また同じ事を繰り返してください。。
寝れます。。
これをすると、脳脊髄液の流れも良くなるんです。。
それは、体内の気の流れを、寝る時用に変更するのに必要です。
胸に手を当ててやると、更にいいでしょう。。