心が風邪をひいたなら

川村整体ブログ 

夜寝れない人、やってみて。。

夜寝れない人。。

何故寝れないかと言えば、寝る為の呼吸に変化しないからです。。

人間は、寝る時、起きている時とは違う気の流れになる。。

呼吸が変わるのです。。

赤ちゃんの寝てる姿を見ると良く解る。。

 

熟睡中の赤ちゃんの呼吸は、実にゆったりして、呼吸が止まっているんじゃないか?

と、思えるぐらいゆっくりしている時もある。。

 

良く寝れない人とは、仰向けになっても、背中が浮いてる感じがする人。。

又は、尾骨が当たる感じがする人。。

要は、横になっても、骨盤の緊張と、胸の緊張、首の緊張が抜けない人です。。

肩が硬い人が多いですね!

肩が硬いという事は、胸の中心が硬いという事なんです。。

手首も硬い。。

胸が縮んでいるから、肩が巻き込むのです。。

 

僕には、仰向けになって、キョウツケ。。してるように見えます。。

でも、当院で施術を受けると、お客さんに言われるのが、「先生、背中が付いてる感じがします」

そうなんです。。脱力できたのです。。

骨盤の緊張と、胸の緊張が抜けたのです。。

そうすると、背中が床につきます。。

ヨガの死体のポーズもそういう事です。

 

現代人の神経的緊張は、知らない間に緊張している為、脱力するのも難しい。。

身体が、横になっても脱力しないもんだから。。呼吸もゆったりした、熟睡呼吸にならない。

 

だからいつまでも寝れない。。

寝ようとすればするほど。胸の緊張が高まり、寝れなかったらどうしようという不安感が、さらに胸を縮める。。

 

こういう人は、僕もそうだが、横になっても寝れないが、バスや、電車の揺れでは寝てしまうのです。

座ってる方が脱力できるのです。うたた寝のプロです。

 

さあ、こういう神経症の人、不安症の人は、どうやって寝れる様にすればいいでしょうか?

要は、寝れる呼吸にすれば寝れる訳です。

 

寝ている時の呼吸は、吐く息が長く、吐いてから吸うまで間に、間があります。。

この間が長いほど、良く寝れます。

 

赤ちゃんが、呼吸がと止まって見えるのは、この間が長いからです。

その間を創る体術をすればいい。。

 

下の図を見てください。。

仰向けになったら、足首を上の図の様に、頭側に背屈しながら、大きく息を吸う。。

次に、下の図の様に、息を大きく吐きながら底屈する。。

それを繰り返す。。

 

最初は、早いテンポで始めて、徐々にゆったりしていく。。最初は吸う息を強めでいいです。

自然と、吐いてから吸うまでの間に、間が出てきます。。

吐く息が長くなってきます。

 

それで寝る呼吸になります。。

おしっこや、物音で目が覚めてしまった場合。。

 

また同じ事を繰り返してください。。

寝れます。。

 

これをすると、脳脊髄液の流れも良くなるんです。。

それは、体内の気の流れを、寝る時用に変更するのに必要です。

胸に手を当ててやると、更にいいでしょう。。

 

 

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