心が風邪をひいたなら

川村整体ブログ 

自分に厳しいのは良い事?

昨日も、さやかさんが亡くなった。。という事で、まだ事故なのか? 自殺なのか?解らないが、芸能人で、有名で成功していると、周りから見られている人ほど、いきなり自殺してしまうのは何故か?

 

何年か前に、三浦くんというアイドルもそうでしたね!

 

ストイックというか、自分の中にある甘えを許さない、許せない。。いつも完璧な自分を目指して、決して手を抜く事がない。。

そういう人は、いつも、いっぱいいっぱいで生きているのです。。

 

ブレーカーが落ちるギリギリのところで毎日生きている。。

いい加減で生きる事ができない。。

だから、ある日、ブレーカーガストンと落ちてしまう。。

 

私達は、そういう努力してを惜しまない完璧主義な人を、尊敬してしまいますが、実はそれは間違いです。。

 

人間にとって、一番大事な事は、生まれ持ったあるがままな自分で生きる事です。。

それは、だらしない自分ではありません。。

 

例えば、当院に通っていたある若い女性。。

彼女も、ストイックな所があり、人を寄せ付けない様な、自分に厳しい子でした。。

しかし、結婚してから、人が変わったんです。。

 

今までの角が取れて、いつもニコニコして、優しい明るい子に変貌してしまいました。。

とても良い感じです。。

僕には、彼女は、結婚を通して、本当のあるがままの、良い加減の自分に気づいたのです。。

 

本人に、「あなたは結婚してから、柔らかくなったっよ。。こっちが本当のあなただよ。。こっちの方が、全然あなたらしいし、こっちのあなたが好きだよ。。多分、他の人も、今のあなたが良いと思うよ」

 

「よく、変わったあっ。。と、言われるんですけど。。そうですかねえ。。自分では解らないんですけど。」

 

意識的に変えたのではないからこそ、本物なんです。

本来の自分の、周りにつけていた鎧が、結婚生活に不要だと感じて、自ら脱ぎ捨てたんだね。

 

あるがままでいいんだよ。。良い加減で良い。。

 

完璧な人と、そうでない怠惰な人の、2種類しか、世の中にはいないと、浅い基準にとらわれているんです。

だから、怠惰な自分を許せなくて、その自分を許さない。。

常に完璧な自分を目指すストイックさ。。これこそ不自然である。。

 

隙を見せないで生きる毎日は、必ず息詰まりを起こすんです。。

 

私達は、そんなに立派でなくていいし、完璧主義でどんだけ頑張っても、ありのままの美しさは出てこないのです。。

 

赤ちゃんの美しさ。。ありのままの美しさは、あるいは花が風🌼に揺れるさま。。の美しさ。。ストイックな努力では出せないのです。。

 

結婚して自分を取り戻した彼女の様に。。

完璧な自分でもなければ、弱いだらしない自分でもない。。あるがままな自分に、みんな気づいていないのです。

そこが一番美しい自分なのに。。

本当の自分を知らない。。

本当の自分は、完璧主義でもなく、かと言って、だらしない自分でもない。。

良い加減の自分がいるのです。。

 

いい加減といい加減がセッションするから、いい加減のハーモニー、平和が産まれるのです。

オーケストラを考えてみれば解る。。

全員が完璧な演奏をすると、逆に呼吸が合わずにハーモニーしないんです。。

呼吸とは間です。間は隙でもあるんです。

いい加減で隙を見せあえる関係こそ、信頼でありハーモニーです。

犬は、飼い主に隙を見せるから可愛い。。

隙のない犬が可愛いですか?

 

僕は、当院にストイックな人。自分に厳しすぎる、頑張りすぎるタイプな子が来ると、それは本当のあなたではない。。

凄い人だと評価される事はあっても、ステキな人だなあ。。

と、周りの人をほっとさせる事はない。。

独りよがりだ。

 

そんなに評価されなくていい。。

あるがままで、素敵な人だなあ。。

 

それが一番、ハーモニーという平和を産むのです。。

 

ストイックな人は、他人もストイックな基準で評価してしまう為、だらしない奴、努力しない奴を、ダメ人間という目で見てしまう。。

周りの人も、自分がダメ人間だと、思われている事を感じるので、結局、ストイックな人は嫌われていくのです。。

孤独になっていく。。

 

成功者と言われるストイックな人達。実は、尊敬されながらも、遠い存在として扱われる。。

共感できる人が少ないですから。。

孤独なのです。

 

あるがままでいいのです。。いい加減でいいのです。。

自分の持ち味だけは、手を抜かない。

それ以外の部分では、それを持ち味としてる人が、手を抜かないのでバランスが取れます。。

全てにおいて完璧であろうとするのは、実は弱さです。。

 

自分が、ダメな人間だと、思われる事が怖いのです。。

だから、そう思われない様に、全てにおいて完璧を目指す。。

それはどこかで息詰まる。。