心が風邪をひいたなら

川村整体ブログ 

最近思い込みが激しいんです。。

今日来店の、七十歳の女性が言うのです。。

「最近、思い込みが激しくて。」

 

歳を召してくると、思い込みが激しくなります。。何故でしょうか?

それは、判断力、洞察力が減るからです。。

若い人より遥かに、沢山の経験を積んだいるのに、なぜ、若者より、判断力、洞察力が無くなり、オレオレ詐欺に引っかかるのか?

 

それは、頭がボケたからではありません。。

身体がボケてきたのです。。

 

私達は、言ってる事はいい事言ってるんだが、なんかあいつは怪しい。。胡散臭い、信用できない。。

と言う感覚があります。。

あれは頭脳分析ではないんです。

 

あいつは匂うな。。と、刑事が言う様に、頭脳を超えて、身体感覚、細胞感覚が、教えてくれるのです。。

それが頭脳で得た知識よります優先している状態が、いい状態です。。

 

身体が鈍くなってくると、細胞感覚よりも、人生の経験と言う知識優先になってしまうんです。。

そうなってしまうと、身体が判断してくれないなら、ボケて、なんでも決めつけてしまった方が、生きて行く上で楽なのです。

それが本当のボケです。。

ボケない為にと、うちの母ちゃんも、ずいぶん昔から、脳トレやってるんですけど、どんどんボケてきてます。。

いくら頭を鍛えても、身体が鈍ってしまえば、ボケてしまうのです。

ボケ防止は、脳トレではなく、身体の弾力、骨盤の弾力、脚の弾力です。

だから歩くのです。

老いは脚から。。ボケは脚からと言います。

 

脳トレの時間を、歩く事に変えた方がいい。。

脳トレよりも、感覚を使う習い事。。歌や踊り、楽器の様な。。

感覚は身体の平衡性が基準ですから、身体が元気になるんです。

 

判断力が落ちるとは、身体の感覚が落ちる事です。。

そうなると、判断しなくてもいい様に、判断しなくてはならない場面を潰していくのです。

それがボケです。

 

耳が聞こえなければ、聞こえないから判断しなくていい。。

目が見えなければ、見えないから判断しなくていい。。

そうやってボケていくのです。。

 

これは歳よりだけではありません。。

若い人でも、判断力、洞察力が弱い人。。

これは身体が元気じゃないんです。

こう言う若者は、自分で判断できないですから、判断してくれる人に依存する。。

判断しなくていい環境にするんです。

 

これが洗脳です。。

宗教団体にハマる人。。占い師にハマる人。。マルチ商法にハマる人。。陰謀論を信じてしまう人。。

 

判断力が弱い。身体が元気じゃないんです。

またそういう人を狙い撃ちするのが、洗脳団体です。

 

こういう若者を、宗教やマルチから、脱出させようと、頭に説得しても無駄なんです。。

判断力がないんですから、正論を幾ら言ってもダメ。。

身体を元気にする事です。

 

身体が元気になれば、自然と、自分のやってることを、身体が受け付けなくなるんです。

理屈はよく解らんが、ここは居たくない場所だ。。と、感じるんです。