子宮口が開かない①から見てください。。
子宮口が開かないのは、骨盤底筋が硬く、弾力がない為、骨盤底部のテコの原理が働かず、骨盤がロックして開かないからだ!と、①で言いました。。
骨盤底筋は、下の図の様に、骨盤の底部についている筋肉です。
💩うんちを我慢する時、縮める筋肉と考えてください。。
尿漏れの女性が、この骨盤底筋群を鍛えれば治る?のだと、鍛えているのは間違いです。。
弾力がないのであって、緩んでいるのではないからです。。
むしろ固過ぎて、動かない野が問題です。
だから骨盤底筋群に、弾力を戻すのが正しい。。
身体が弱れば鍛えればいい? という勘違い、思い込みを捨ててください。。
鍛えるという事は、縮める事であり、身体をいじめる行為です。。
鍛えれば、筋肉は太くなり、縮む力は強くなり、一時的に、尿漏れが治る事があるかもしれません。。
しかし、鍛えた筋肉は、縮みっぱなしで伸びないゴムと同じです。。
弾力なく、仕事をしないのです。。
筋トレ好きで、むきむきの男性が来ると、いつも片足で立たせます。
みんなグラグラして立てないのです。。
それは、片脚で立った時、筋肉はバランスを取る為、伸びたり縮んだりを高速で、変化する事でバランスを取るのです。
鍛えて縮み過ぎた筋肉は、動きませんから、片足で立てないし、足を引っ掛けると転んでしまうのです。立ち直り反射が起きないからです。。
つまり骨盤底筋群を鍛えないでください。。
弾力を取り戻す。。
弾力とは、買ったばかりのゴムの如く、自由自在に伸び縮みする筋肉です。。
それには、筋トレや、無理なストレッチをするのではなく、正しい姿勢と、正しい動きを身につける事です。。
正しい姿勢、正しい動きは、筋肉に弾力を取り戻します。
当院に初めて来た人も、施術終了後、前屈が異常に柔らかくなってっびっくりする人⁉️がいます。
「身体が硬いのは、歪みをこれ以上増幅させない為に引っ張っているからです。。その筋肉を鍛えたり、ストレッチしたって、余計歪むでしょ? 整体になれば、即、柔らかくなる。。引っ張る必要がなくなるから、。」
そして妊婦さんは、仰向けで恥骨を気持ちよく押してみよう。
この図の様に、骨盤底筋が硬くなってる時は、恥骨結合も硬い。。
だから骨盤底がテコの原理で動かず、恥骨結合が開かないから子宮口が開かない。。
ならば仰向けで、この恥骨結合を、痛気持ちよく、自分で押してみよう。。
骨盤付近、中までぽかぽかしてくる。。
これは骨盤底筋群が緩んで、弾力を取り戻したからです。。
骨盤底筋群が緩めば、テコの原理が働いて、子宮口が開くはずです。