歳を取ってくると、猫背で、腰が落ちて、膝が曲がりガニ股になります。
そして外反母趾にもなってくる。。
そして骨粗鬆症にもなる。
これは、骨自身が揺らがなくなった事で、周りの筋肉で、姿勢を正そうとする仕組みに変えていく適応です。
骨は、硬い、骨格模型の様なものではなく、元気な骨は、プールのコースロープの様に、振動しながら揺れていると言いました。
その揺らぎがいいから、骨の弾力で揺れで立てる。。動ける。。
だから骨の骨密度は上がるのです。
骨密度が高いというと、硬いイメージを持つかもしれませんが、骨密度が高い骨は柳の様にしなり、弾力があるのです。
骨粗鬆症というと、スカスカで、柔らかいから折れる?
と、思うかもしれませんが、逆で、ガラスの様に硬すぎるから割れる、折れるのです。
歳を取り、骨が揺らがなくなると、骨の揺れで立てなくなり、周りの筋肉を硬くして、引っ張りあって姿勢を立てようとするのです。
それには筋肉は硬いロープの方がいいから、骨からカルシウムを出して、筋肉に溜めて石灰化するのです。。
お年寄りのレントゲン写真は、筋肉が白く写るんです。。
筋肉で引っ張りあって、姿勢を正すには、骨も骨粗鬆症の様に、硬い方が都合がいいのです。
引っ張りやすいから。
猫背でガニ股の方が、引っ張りやすいのです。。
老化とは、骨が揺れない事への適応です。。
では、どうすればいいのかと言えば、骨の揺らぎを年を取っても残す事です。。
それは鍛える事ではないのです。。
鍛えれるのは、大きな筋肉だけ。。
大きな筋肉を硬くする事は、イコール、骨の揺らぎを止める行為でもあるのです。
自らお年寄りの体にしようとしている。。
男性の筋トレは良くないという理由です。
筋トレ好きの高齢者の骨は、硬い。。
大事な事は、筋肉を鍛えるのではなくて、骨が揺らぐ様な運動を続ける事です。
骨で歩く、骨で動く。。
難しく考えないでください。。
笑顔で歩く、笑顔で運動すればいいのです。
楽しむこと。。それは目的や目標を持たずに、今を楽しむ事です。
目標を持つと、口がへの字になり、重心が筋肉に乗るからです。
笑顔の時、身体の中心に体重が乗り、骨が動きます
気持ちよく歩く事。。気持ちよく動く事です。。
その時、骨は揺らいでいます。