心が風邪をひいたなら

川村整体ブログ 

骨粗鬆症も身体の適応

歳を取ってくると、猫背で、腰が落ちて、膝が曲がりガニ股になります。

そして外反母趾にもなってくる。。

そして骨粗鬆症にもなる。

 

これは、骨自身が揺らがなくなった事で、周りの筋肉で、姿勢を正そうとする仕組みに変えていく適応です。

骨は、硬い、骨格模型の様なものではなく、元気な骨は、プールのコースロープの様に、振動しながら揺れていると言いました。

その揺らぎがいいから、骨の弾力で揺れで立てる。。動ける。。

だから骨の骨密度は上がるのです。

骨密度が高いというと、硬いイメージを持つかもしれませんが、骨密度が高い骨は柳の様にしなり、弾力があるのです。

骨粗鬆症というと、スカスカで、柔らかいから折れる?

と、思うかもしれませんが、逆で、ガラスの様に硬すぎるから割れる、折れるのです。

歳を取り、骨が揺らがなくなると、骨の揺れで立てなくなり、周りの筋肉を硬くして、引っ張りあって姿勢を立てようとするのです。

 

それには筋肉は硬いロープの方がいいから、骨からカルシウムを出して、筋肉に溜めて石灰化するのです。。

お年寄りのレントゲン写真は、筋肉が白く写るんです。。

筋肉で引っ張りあって、姿勢を正すには、骨も骨粗鬆症の様に、硬い方が都合がいいのです。

引っ張りやすいから。

猫背でガニ股の方が、引っ張りやすいのです。。

老化とは、骨が揺れない事への適応です。。

 

では、どうすればいいのかと言えば、骨の揺らぎを年を取っても残す事です。。

それは鍛える事ではないのです。。

鍛えれるのは、大きな筋肉だけ。。

大きな筋肉を硬くする事は、イコール、骨の揺らぎを止める行為でもあるのです。

 

自らお年寄りの体にしようとしている。。

男性の筋トレは良くないという理由です。

筋トレ好きの高齢者の骨は、硬い。。

 

大事な事は、筋肉を鍛えるのではなくて、骨が揺らぐ様な運動を続ける事です。

骨で歩く、骨で動く。。

難しく考えないでください。。

笑顔で歩く、笑顔で運動すればいいのです。

楽しむこと。。それは目的や目標を持たずに、今を楽しむ事です。

目標を持つと、口がへの字になり、重心が筋肉に乗るからです。

笑顔の時、身体の中心に体重が乗り、骨が動きます

気持ちよく歩く事。。気持ちよく動く事です。。

その時、骨は揺らいでいます。

f:id:kawamuraseitai:20220217122708p:plain