心が風邪をひいたなら

川村整体ブログ 

アトピーの人が感染しやすい症状。

アトピー性皮膚炎の人が、脱ステ脱保湿治療をはじめると、皮膚上が一時的に弱い状態となる為、感染症が起きやすくなる場合があります。。

アトピー性皮膚炎の人には、気のウイルス🦠細菌検査をしますが、淋菌、カンジタ菌、白癬菌の反応がある人はアトピー性皮膚炎。。

その三つの反応がない場合は、アトピー以外の感染症だと判断します。

 

 

①とびひ

とびひとは民間で言われる俗名で、皮膚科の正式病名は伝染性膿痂疹(でんせんせいのうかしん)と言います。細菌による皮膚の感染症です。ブドウ球菌や溶血性連鎖球菌(溶連菌と略します)などが原因菌です。接触によってうつって、火事の飛び火のようにあっと言う間に広がるから、たとえて“とびひ”と言うのです。あせも・虫刺され・湿疹などをひっかいたり、転んでできた傷に二次感染を起してとびひになります。また、鼻孔の入り口には様々な細菌が常在しているため、幼児・小児で鼻を触るくせがあると、鼻の周囲からとびひが始まったり、その手であせもや虫刺されなどをひっかくことでとびひになってしまいます。

図1

火事の飛び火のようにあっという間に周囲に移ります

図1

 

②カポジ水痘様発疹症

口内炎は体にお疲れがたまると出てくる病気ですが、これは口の中に住んでいる、単純性ヘルペスウィルスが、お疲れで抵抗力が下がった時にできる口の中の粘膜の感染症です。この単純性ヘルペスウイルスが、皮膚の表明にできたものが、カポジ水とう様発しん症なのです。

 

お子さんで、お肌に傷があったりする時や、皮膚の表面の保湿が不十分なアトピー性皮膚炎でよくみられます。しばしば他の病気と間違えられたり、病名が解らず、発しんが治らないと言われれるかたが多いお子さんの皮膚の病気です。

適切な飲み薬と塗り薬を使われれば,意外と早く治ります。

似たような発しんで、帯状ほう疹がありますが、この場合は名前のように、お子さんの体に帯状に発しんがみられますが、カポジ水とう様発しん症では、発しんは帯状にはみられず、お子さんの体の一部に部分的に集まってみられます。

帯状ほう疹は、以前にみずぼうそうにかかったお子さんの体の中の神経に住んでいたみずぼうそうのウイルスが原因ですので、全く違う病気です。

 

③カンジタ症


④白癬(水虫)

 

⑤黄色ブドウ球菌おでき。