僕のブログを見て、または動画を見て、直接僕といっしょに、歩く練習をしたお客さん。。
よく言われるのが、やってみてはいるが、これで正しいのか?どうかが解らない。。という事をよく言われます。。
一番簡単な目安は、坂道を登っているのに、後ろから腰の辺りを、誰かに押してもらってる感覚があれば正解です。。
以前、凧揚げのように、お臍に糸がついていて、糸に引っ張られる凧のように。。と言いましたが、それを練習したというお客さんの歩き方を見たら、ど根性ガエルのピョン吉に引っ張られた様に、胸を反りすぎて、反り腰で歩いていたので、凧揚げと言うとこうなるか!
凧揚げはやめよう。。
では、後ろから、腰の辺りを軽く押されてるように、臍のちょっと下から前に出る感じ。。
胸は反るんじゃなくて、胸の中心を横に開く感じ。。
肩は上げるんじゃなくて、胸を横に開いて、肩は後方に引く感じ。。横に開く感じ。
と、伝えると、綺麗な歩き方になりました。。
人間の体は、腰から動くのが正しいと思っている人が多いですが、実は肩から動いて腰が動き始める。。
これは、プロ野球の三冠王の、落合さんも言っていました。。
「バッティングは、腰からじゃなくて、手から動き出さなきゃダメだ」
聞いてる人は、えっ。。腰からでしょ?という顔だったが、ぼくの体感的にも、肩から動いて腰が動き始める、これが正解、。
ですから、歩き始める時、まず創るのは肩です。。
腕を軽く曲げ、胸を開く。。張ると言うと、反り返る人がいるので、胸を開き、肩を後ろに回す。。
すると自動的に、腰に力が繋がる。。骨盤が前傾して、股関節が外旋します。。
そこからスタートです。。
そこから、膝も腕も、曲げたまま、腰の辺りを風で押される様なイメージで、歩き初めてください。。
解りにくくければ、最初の出だしは、駆け足で走り出し、少しずつスピードを落として、歩きの移行してもいいです。。
走り出しの瞬間は、後ろから押される様な、重心移動を感じるはずです。。
僕の歩き方動画を参考にしてください。。
当院に来店時、時間があれば指導します。。
①まずは胸を開く。。縦にではなく横の開く感じ。。口を横に指で開く様に。。
②肩を後ろへ。。横へ開く。肘は曲げて楽にぶら下げる。。
③膝も軽く曲げる。。
④左脚を、いつもより少し高めに上げて、重心を前方に移動させる。。
⑤膝を伸ばす癖を我慢して、膝を曲げたまま重心移動して、曲げたまま着地する。。
最初は、後ろから風に押された様に、ちょっと駆け足気味で歩き始めるとわかりやすい。。
重心の位置が定まり、うまく転がり始めると、常に、背中を風で押されてる様な感覚が出てきて、とても楽で気持ちがいい。。
足腰の痛みも消える。。
ピョン吉に前から引っ張られた感じは間違い。。
あくまで、台風の日に外を歩いて、背中を風で押されて早歩きになってしまう感じが正解。。