当院で、10年整体をやってきた訳だが、都会暮らしのお年寄りの健康寿命のピークを超え、急激に下がっていくのは、僕の経験上、73歳ぐらい。。
それぐらいから、一気に老化していく。。
しかし。ポツンと一軒家の爺様、婆様はどうだろう。
整体的な目で見ても、都会暮らしのお年寄りの73歳よりも、80を超えた爺様、婆様が元気に歩いています。。
多分、田舎暮らしの人は、都会暮らしのお年寄りと比べて、10年から15年、健康寿命は長いと思われます。
その理由は何故でしょうか?
①まずは空気が綺麗な事。。
僕は、30代の頃、設楽ダムの測量の短期バイトをやりまして、毎日、重たい機材を背中に背負い、一日中、山を登ったり、🏔下ったりしていたのです。。
しかし、筋肉痛になった事が一度もないんです。
その時、山の空気は都会の空気と、酸素が違うんだ。。と、分かりました。。
②山は、起伏が激しい為、肺を🫁都会よりも使う。。
ダムの測量の時、山を上がり下がりしている時、いつもハアハア呼吸が荒い状態でした。
それだけ肺が使われるということです。
肺が元気な人は姿勢が良くなるし、肺が弱い人は猫背になります。
背筋を伸ばす力は、実は肺の力なんです。
③起伏が激しく、水平でない場所で歩く為、バランス筋肉を使う。
皆さんは、都会の平なコンクリートの上を、平らな運動靴で歩く時の筋肉と、山を歩く時の筋肉が、全然違う事を知っていますか?
年を取っても元気でいられるには、山を歩く時に使う、バランス筋肉。。インナーマッスルがどれだけ残っているかです。。
山に住む人は、いつもバランス筋肉である、内股、脚裏ハムストリング、大腰筋、腹斜筋肉、
横隔膜をいつも動かしている為、バランス筋肉が、都会暮らしの人より残っているのです。。その分元気なのです。
④脳も、バランス感覚を使うから活性化している。。
認知症や、ボケを怖がり、漢字パスワードだとか、頭を使っていればボケない。。と、勘違いしているのが都会人です。。
脳も🧠、筋肉と同じで、バランスを司る脳がよく働いている脳こそ、元気な脳なのです。
田舎暮らしの爺様、婆様は、地面が平ではない、三次元な場所で生活しているため、バランスを司る脳を使っているんです。バランス脳は、脳の使い方もバランスもとります。。
だから、僕が整体で体のバランスを取ると、脳のバランスが取れて、脳の使い方のバランスも取れる為、ノイローゼが治るのです。
僕の設楽ダムのバイトで、確実に感じた事は、人間は山に住むのが自然であるという事。。
きっと、何百年後には、人間は山に戻っている気がします。
山に住める様になれば、健康寿命はそれだけで伸びるでしょう?
僕は、お客さんの爺様、婆様によく言います。
「当院に来ればなんでも治る。。と、思って歩かないでいると、内股の力が無くなって、そうなると整体も効かないんですよ。。整体とは、足腰の力。。内股の力が残っていてこそ効くのです。内股フニャフニャで来られてもどうする事もできない。。だから、川村整体半分、自分で坂道を登る半分です。。それを忘れないでください。。」