最近は、映画の結末を最初に知る。。野球でも結果だけ知る。。
格闘技でも、結果だけ先に知ろうとするネタバレ時代です。。若者の多くがネタバレ的に、メディアを楽しむ方が楽だという。。
昭和生まれの人達からしたら、結果を知らずに映画を見て、野球を⚾️球場でライブで見る。。その何が起きるか分からない。。その期待と不安を含めた、ドキドキ感が楽しいんじゃないか?と、思うんですよね。。
また、新しい曲を聴くにも、サビから聴くなんて事もやってるらしいし、イントロ部分も無駄だと。。イントロの無い曲も出てきている。。
これはどういう事か。。
まず、僕も、大学を卒業して、東京で就職して営業マンになったんです。。
その時、取引先の社長やお偉いさんと、仕事をする為、それには気に入られる必要がある。。
気に入られるには、社長と話が合わないといけない。。
それで、生まれて初めて、興味の無いことにお金をかけて、情報を収集したものです。
僕が営業で回るのは、物作り工場です。。工作機械から、機械工具などを提案、販売する仕事です。。
そこで、僕は、朝日新聞と、日本経済新聞と、業界系の新聞も取っていました。。
また、野球も、巨人と、阪神の事は、スポーツ新聞に目を通して、誰が打ったのか、誰が投げて勝ったのか?負けたのか? 要は要点と結果だけを知る。。という事をしました。
競馬も社長は好きで、競馬新聞もよく見ました。。結果だけ見ました。
株の話も社長は好きで、株も勉強しました。。
ゴルフ⛳️も、社長は好きで、ゴルフも練習しました。。
麻雀も覚えましたし、釣りも覚えました。。
女の子のいるお店で社長を楽しませる術を覚えました。。
結局、僕は、女の子のいるお店で、社長を楽しませる才能に長けていて、そこを気に入った社長とは、よく仕事をしました。
これだけの事をして、社長達と、話を合わせる為に、情報を集めまくり、準備しておく。。
いやあ疲れた。。
現代の若者のネット時代も同じと言えないでしょうか?
話についていけなくなるのが怖くて、とにかく一通り見ておく必要がある。。
それは、あらすじと結果だけ知ろうとする、。そうなるでしょう。。
そして、毎日、不安と興奮でいっぱいな、追ってくる何かから、逃げ切らないといけない毎日。。もう、これ以上、不安な心境で興奮したく無い。。
心がドキドキするなんて疲れる。。
出来るだけドキドキしない毎日を送りたい。。
恋をしてドキドキしたくない。。
モテなくていいから車も🚗欲しく無い。。
出世しなくていい。。
映画はドキドキしたく無いから、最初に犯人を知りたい。。知ってから見たい。
野球も、ドキドキしたく無いから、結果を先に知りたい。。知ってから見たい。
その方が、自分にとって、見たくないシーン。。を、見なくていい。。
占いに頼る人も増えてくるかも知れません。
それも、将来不安という興奮から逃れたいから。。
嫌な将来が待ってっいるなら、先に知った方が楽だし、いい事が待っているなら気持ちよく生きられる。
そんな人生模様になりつつあるんですよね。。
情報が多すぎる、。目を通さなきゃいけない情報が多すぎるのです。
これからもっと増えるんです、
私達は、自分の好きな範囲に絞った、オタクになる方がいいと思うんです。
僕もそうしています。。
自分の興味のある分野以外は、見ません。。
僕もある種のオタクです。
ですから、学生時代からそうだった僕は、友人から、「川村は誰でも知っている事は知らんけど、誰も知らない話を知っていて、その話が面白い。。」
そう言われてきました、。
今も同じです。
知らない分野は、まったく知りません。
そうやって、情報量を制限する事で、判断力を働かせています。
情報が多ければ多いほど、分からなくなります。。
大事な事は、肌で感じること。。百聞は一見にしかず。。
これを忘れていませんか?
その場に行き、経験すること。。