最近は、腸活の重要性が解かれ、腸を元気にしようと、いろんな事をやってる人がいます。。
それは良いことですね。。
しかしよくある事ですが、そう言うブームに便乗して、いろんな商売が巧みに洗脳して、いろんな腸活に良いとされる食べ物。飲み物、サプリなどが販売されてきます。。
世の中のブームとは、ほとんどの場合、、メーカーの巧みな宣伝文句に踊らされる現象だと言えるのです。
今、当院で、断食にチャレンジしてる人がいますが、腸活という事を考えた時、腸に良い食べ物をたくさん摂取する事よりも、断食して。胃腸を一度休養させる事の方が遥かに効率的です。
内臓の不調。病気というのは、栄養不足である前に、食べすぎ、飲み過ぎによる胃腸の疲労なんです。
筋肉の疲労は感じやすく、疲れれば痛みが出て休もうとするが、胃腸の疲れとは、感じ難い為、ついつい食べ続けてしまう。。
僕に言わせれば、甘いものが食べずにいられない時点で、胃腸は相当疲れています。
胃腸の状態の良い人は、むしろ、体が本当に必要とする量しか、欲しいと思いません。
だから少食になっていきます。
元気な内臓は収縮も良く食べ物が入っていない時は、小さくまとまって、腹圧で上に上がっています。。、疲れた胃腸は肥大して、腹圧が抜けて下垂しているのです。
胃腸が下垂した身体は、腹圧で支えられない為、背骨でぶら下げる様に猫背になり、骨盤は開き下がり、身体の重心が中心から、脚の外側に移動する。。
下の写真を見てください。。
足三里ツボ。。名前を聞いたことがある人は多いと思います。
このツボは、胃腸を元気にするツボです。。
昔は東海道を歩く人達は、疲労予防、疲労回復に、このツボにお灸をしたのです。
松尾芭蕉の本の中にも、旅の途中でここにお灸を据えていた事が伺えます。
ここは、骨盤が疲れて、開き落ちると、重心が内股から、外側に移り、妊婦さんがお腹が大きいときにガニ股になる感じ。。と言えばわかりやすいでしょうか?
すると、この脛骨と腓骨の関節に体重が乗り、関節が開いてくるんです、。
するとこの2本の骨はたわみ、湾曲してくる。これがガニ股です。。
大根足になるのも、この2本の骨が拡がり、太くなるからです。
すると、足首も太くなる。。
整体術では、左足首が太い人は食べすぎ。。右足首が太い人は、肝臓疲労による飲み過ぎと見ます。
腸を元気にしたければ、足三里に、体重が乗らない、内股に力がみなぎり、内股に重心が乗り、その内股の力が下腹、丹田まで充実した体であることが先です。。
食べ物はその後です。
正しい姿勢で正しく動く。人間は動物です。動きが正しくなければ、内臓は元気にならない理屈です。
足三里が疲労しない体の動き。。これが大事です。
長距離歩いても疲れない人は、正しく歩いているのです。
電車の駅一駅も歩けない人は、足三里に負担がかかった歩き方をしているのです。
それは骨盤が開き下がり、胃腸も下垂して、下腹丹田に力が入っていない状態。。
つまり腸が元気でない状態です。。
あs