夏になると汗をかく。。これは当たり前です。日本人の身体は、夏に汗をかき、汚い水を排泄する。。そして冬は、綺麗な水をたくさん飲んで、水を入れ替える。そういう一年のリズムがあるんです。
皆さんは、夏は水をたくさん飲み、冬は飲まないのが正しいと思っていますが違います。。
夏は、水槽の水を、一度全部出してしまう時期です。
それでも、昨今の暑さで、水が出過ぎてしまう事の予防として、出過ぎた水の補充。。塩の補充は必要です。。塩の場合。塩が辛く感じたら身体はもう要らない。。と、言っています。
水も、熱中症🥵対策にガブガブ飲むのは、かえって、夏の水の排泄を邪魔している事にもなり、要らない水の処理に腎臓を使う疲労で、汗をかく能力が落ちて熱中症になるんです。
汗をかくと汗疹が出るからできるだけ汗をかかせない様にする？
これをしてしまうと、一年の身体のリズムがおかしくなります。
汗をかく事は、人間のとって、一番大事なことです。。
車🚘に例えると、人間が汗をかくことは、排気ガスを出す事と同じです。
マフラーに蓋をしたら、車のエンジンもエアコンも動きません。
人間の身体は、汗をかく事で、全ての機能を活性化しているのです。
真夏に寝汗をかくのもいいことです。。
昼間うまく汗をかけていない子は、夜、寝てる間に、汗をかいて、要らない水を排泄して、恒常性を保っているのです。
よく寝汗の事を相談されますが、病気ではない。。汗が昼間うまくかけないのです。
それは、汗疹を嫌い、汗をかかさない、、外に出さない。。冷房の部屋に閉じ込める。という事もあるんです。なのに水だけはガブガブ飲ませる。。
逆なんです。
夏は汗をかかせる時期。。冬の間汗をかかずに汚れた水を、一気に排泄するんです。
汗疹とは、かいた汗が、蒸発せず、肌に残り、また皮膚内に戻ってしまう事で起こるのです。
一番いけないのが、外で汗をかいたそのままに、冷房の部屋に入れる事です。
冷房で冷えた肌は、汗を蒸発させる事ができず、内向してしまう。。
その場合、その内向した汗を排泄しようと、夏風邪をひきます。
夏の風邪は、汗の内向です。
外から戻ったら、まずエアコンのない部屋で、全身の汗を拭き取る事です。
ですからお母さんは、寝汗をかいてもそれを吸収しやすい寝巻き。。特に首周りには、負担のないタオルを巻いておくのもいい。。
首の汗が内向すると、風邪をひきやすいからです。。
汗をかくのはいい事。それを吸収して蒸発させてあげる事。。
風通しのいい服で、しかも汗を吸収しやすく、蒸発もしやすい服。。
僕の着てるポロシャツは、ワークマンで買った、内面は綿で外側は、汗を蒸発しやすい化学繊維でできています。。
お陰で、施術中、大汗かいても、蒸発するから、肌が元気なんです。
汗疹なんて出ません。
汗を蒸発しやすい肌とは、表面が乾燥した肌です。。
いい肌の人は、角層の表面は乾燥しているのです。内面は潤って潤っている。。
外から保湿クリームを塗ると、汗が蒸発しません。
つまり肌バリアは落ちるんです。
保湿は中からです。。外からの保湿は、どうにも痒い時とか、臨時の使うもの。
アトピー性皮膚炎の人は、肌にバリア力がないですから、自分のかいた汗で炎症が起きる。。辛いですが、アトピー性皮膚炎を自力で治した人は、それでも汗をかいて、肌の機能を上げる事でバリア力を上げるんです。
元気な肌とは。汗をよくかき、蒸発させる事ができる肌です。。
実際、アトピー性皮膚炎の人は、実は汗のかける量が少ないと言います。。
アトピー性皮膚炎の人は、汗が、皮膚内に漏れてる事が最近の研究で分かった様です。
だから汗が排泄されずに皮膚内に滞る。。
これは一度かいた汗が、蒸発せず、もう一度内向したのと同じです。
アトピー性皮膚炎の人は、皮膚内に漏れないで、汗を排泄できる肌を創る事なんです。
それには、運動して汗をかく事は必須なんです。
汗を上手にかける肌は元気、。
居酒屋で、炭で焼き鳥焼いてる兄ちゃん。。肌綺麗ですよね？
