ヨガや、無理なストレッチで、開脚前屈で、胸がつく事を目標にしたい気持ちはわかりますよ!
素人から見ても体が柔らかいんだね!と、分かりやすいですからね!
分かりやすいという事は、言い換えれば、手取り早く評価されやすい訳です。。
でもね。川村整体も11年目ですが、体操選手でもない限り、開脚前屈を目標にするのはやめてください。。
開脚前屈が硬いには、硬い理由があるんです。。
骨盤、股関節に歪みがある場合、その歪みを持ったまま動かれると、背中、肩、首、喉、頭蓋骨まで捻れてしまうから、それを防ぐ為に、行動制限かけてるんです。。
実際、整体で、身体整えてやると、ストレッチなどせずとも、自然と身体柔らかくなります。
でも、開脚前屈はできません。。
できなくていいのです。体操選手でもない限り。。
開脚の硬い人が、柔らかくしようとして毎日反動を使って柔らかくしようとする。。
それを繰り返すと、人によっては防御反応でより硬くなる人もいますし、ある日突然柔らかくなる人もいるでしょう。。
人間の身体の反応としては、身体を硬くする反応を出す身体の方が元気です。。
無理矢理ストレッチをやってたらある日突然柔らかくなり、開脚前屈ができる様になった。。
これは努力の賜物ではないんです。
ぶち壊れたのです。。
錆びついた鍵に🔑鍵を差し込んでも回らない。。しばらく力づくで、ペンチで鍵🔑挟んで回してたら、突然柔らかく、クルクル鍵が回る様になった。。
でも、回っちゃいけない方向まで回る。。
よく見たら、鍵が破壊されてた。。そういう事です。
関節は柔らかければ良いのではないのです。
状態の良い関節は、適度に回り過ぎいように、行動制限かけるのです。
過度に回り過すぎても壊れてしまうからです。
多くの方が、骨盤、腰椎、股関節の連動、バランスをぶち壊した状態で、開脚前屈できているのです。
股関節が痛い。。腰が痛い、。首が痛い。。ヨガやってる人でこういう事を感じている人は、ぶち壊れています。。
自分が思っている以上に重症になっていますから。。
今日来た40代女性も、ヨガをやる様になってから、身体の調子は良くなっている気がするから続けているのですが、股関節、骨盤、首が痛い。。
身体を観察すると、やはり壊れています。
骨盤、股関節の歪みが首にまで伝わり、首が痛い。。
手で自分の骨盤を触ってもらい、強く歪んでいる事を確認してもらい、歪んでるから開脚ができているんですよ。。
関節が緩みすぎたんです。これは伸びすぎて縮まないゴムと同じで、関節の働きをしていないんです。
施術後、骨盤が整った事を、手で触って確認してもらいました。。
立った時の重心の位置も変わった事を確認してもらう。。
「どうですか? 今の状態が、あなたのいい姿勢です。。多分、今、開脚前屈したら、いつもみたいにできないはずです。でもそれが正解なんです。。開脚ができるから身体が整っている。。と考えたら大間違い。。年相応に身体は硬くなるのが自然だし、だから血圧が上がるのも自然です。年相応の柔らかさでいいんです。。
関節も適度に硬くなるのが正常です。
特に、更年期前の40代前半の女性は、股関節に歪みがあるまま更年期に突入すると、更年期がとても辛くなります。。
経験的に、股関節のバランスが良い人は、更年期の症状が小さく短い。。
ヨガで股関節ぶち壊してまで開脚前屈ができるようにした所で、更年期は辛く、長くなります。。
よく考えて見てください。。
むしろ、更年期前はヨガをやめて、当院で調整してください。。