心が風邪をひいたなら

川村整体ブログ 

高校生マラソン選手の鍛え方

現在、高校生で長距離選手が、腰痛で通っています。

身体を観察すると、腹筋、鳩尾が凄く硬い。。

「君、腹筋鍛えてるの?」

はい、鍛えてます。。

「スポーツ選手は、腹筋鍛えると、パフォーマンス落ちるよ!」

下の図を見てみよう。。腹筋を鍛えると、連動して、青い部分全てが鍛えられてしまう。。つまり縮んでしまうんです。

顎は緊張するし、胸は詰まるし、ねじょぜになつす、脚の前側の筋肉が縮んで、股関節も詰まる。。この青いところが緊張していい場面とは、走っているのを止める時、ブレーキ筋肉です。

つまり、腹筋を鍛えるという事は、ブレーキ筋肉を鍛えてブレーキを強くしてるのと同じ。

これが、前に推進する陸上競技者のパフォーマンスを落とす事になるのです。

中学生、高校生で、スポーツをやってる子で、整体にまで来なくちゃいけない子の理由は、腹筋を鍛えて、ブレーキ筋肉が発達し過ぎている事。。

サイドブレーキが引かれた状態で、アクセル踏んでいるからです。

そりゃ壊れます。。

カールルイスというオリンピック陸上選手がいました。中学生の時。テレビで夢中で見ていました。彼は、100メートル走を、笑いながら走っていました。。

これは、この青い部分が緊張しない様に、顎を緩める事をしていたのだと思います。

野球選手がガム噛むのも同じです。

マイケルジョーダンが、舌を👅ちょっと出しながらプレイするのも同じ。。

青い部分、ブレーキ筋肉が作動しない様に、顎首を緩めているのです。。

 

高校生の彼には、腹筋を鍛える事をやめる事。。走るのに関係ない無駄な筋トレも、走るのを邪魔するからやめる事。

そして、走るのに必要な筋肉の鍛え方を教えました。

どんなトレーニングをする時でも、腹筋に力が入ったら間違い。。無駄な筋トレです。

走るのに必要な筋肉は、脚では、内転筋群とハムストリング群です。

または、腸腰筋、と外腹斜筋、内腹斜筋、横腹筋など、ウエスト筋肉です。

フロントラインは緩んでいないとダメ。。フロントラインはブレーキ筋肉なんです。

また、ここが緊張している人は、心にもブレーキがかっていて、悩んで煮詰まっている人です。落ち込んだいる人、悩んでいる人は、皆、フロントラインが硬い。。

ならば、そこを緩めてやれば、心も楽になるんです。

当院で、心が楽になる理由です。