昨日、カンブリア宮殿という番組を見ていたら、元祖、フルーツ🥭サンドイッチの、メルヘンというサンドイッチ店の特集をやっていました。
そこで女性の社長が、うちは、のんき経営だ。。という、その言葉に興味があり、全部見ました。
すると、この社長の、のんき経営というのは、僕の考える、良い加減に生きる。。淡々と生きる。。という事と一致するのです。。
言い換えれば、ガツガツしない経営と言うこと。。目標に囚われず、今できる事を大事にすること。
一般的に、会社経営者とは、起業する時の、目標が、最初から多店舗化ありきです。、多店舗化する前提で、最初から経営スタイルを考えている。。
今でも起業家の成功とは、何店舗出したか? 売り上げがいくら行くか? 上場できるか?
である様です。
要は野心ですよね。。自分を大きく見せたい。。事業家として優秀である事を証明したい。。
それには、多店舗化を加速させ、海外進出する事。。それらが目標であります。
僕はこういう事業家は、もう古いんじゃないか?と、最近思ってっいるんです。
自分の野心の為に、いたずらに、多店舗化して、従業員を犠牲にして働かせて、既存の地元の個人店を潰しながら進出していく。。
すき家のワンオペもそうですよね! 人を人扱いしていない。。
これはプーチンのやってる事と同じです。。
確かにそういうガツガツした事業家によって、経済は成長したと言えるんです。
しかし、コロナ禍が終わらない現在の生活様式の中で、私達は、既存の思考パターンを転換する時なのだと思うのです。
多くの方は、早くコロナ禍が終わらないかな。。終わったら元に戻るのにな。。
と、思っていると思いますが、僕は、元に戻そうとする私達の思考を明らめさせ、思考転換、適応するまで終わらないんじゃないかと、思っています。。
私達が今必要な事。
それはコロナ禍という、ある種氷河期🦣である今、どう適応して、転換して、生き残っていくかという事だと思うんです。
飲食店が打撃を受け、いたずらに、アルバイトを利用して多店舗化した飲食店こそが、大打撃を受けているのです。
のんき経営メルヘンは、その道標になるこれからの経営思考です。。
①多店舗化しない
②売り上げ目標を持たない
③営業を置かない 商品が営業マンだ。
④全て店舗で作る。。工場で作らない。
⑤お客様の為にやらない。。
この五つは、僕の川村整体起業時の初心と同じです。
メルヘンは、全国で、30店舗以上にしない様にしているという事。。
多店舗化を目標にしていないのです。多店舗化すると、のんきでなくなるからです。
メルヘンにとっては、のんきである事が一番大事なのです
それは、のんきに生きている今こそ、よりよく生きている瞬間だからです。
ガツガツしてる人は、気持ちが先に行っていて、自分の足元、周りを見ていないのです。
それは、よりよく生きていないのと同じです。
それは、多店舗化するという事は、飲食店の場合、工場で大量生産して、防腐剤を入れて冷凍して各店舗に配送するという方式になる。
つまり、本当に美味しいものはできない。味付けで誤魔化した、工場大量生産の食べ物を冷凍配送する様な多店舗化経営は、本当にいいお店はできない。
これは、これからの時代。。差別化時代で、こういうお店が選ばれて生き残ると思います。
心がありますから。。これからのお店は、差別化された心のあるお店が残っていきます。
心、。これがこれからのキーポイントです。
売り上げ目標を持たない。。といのも、当院もそうだが、売り上げ目標を作ると、お客さん1人1人は、人ではなくて、売り上げの一部となるんです。
売り上げ目標など立てなくても、従業員が、楽しく美味しいものを作るお店であれば、勝手に商品が宣伝してくれて売り上げは上がる。。そういう考え方です。
多店舗化を目標にしてないから、黒字であれば良い。。無理な売り上げ目標は無用です。従業員が楽しく笑顔でやれるくらいで良い、。これがのんき経営。。
僕は29歳の時、アルテヤマナカの2階を間借りして、書店を経営していたが、ヤマナカのチラシではいつも、お客様の為還元祭とか言いながら、テナントのオーナーが集まり、ヤマナカのマネージャーと、定期的に会議をするのだが、そこで話す事は、売り上げの話しかしない。。
どこがお客様の為なんだ?
マネージャーに聞いたんです。。いつも売り上げの話ばかりですね!もっとお客様の為にどうしたいいか?という会議だと思ってました。。」
マネージャーは、苦笑いして、「うん。。それはしょうがないよ!」と、言いました。
そして、メルヘンの、お客さまの為にやらない。。これは大事なんです実は。。これは僕の考え方と一致します。。
これは、音楽をやってる人で例えるとわかりやすい。。
矢沢永吉さんは、コンサートは、僕自身が楽しんでいるから、お客さんも楽しいんだ。。
僕が楽しいという事が一番大事。。と言いました。。
多くのバンドは、自分の好きな音楽をできてない。。つまり、お客さんが期待する曲を作り。お客さんが期待するコンサートをやる。。
これは、お客さまの為のコンサート。。お客様の為のコンサートは間違いだ。。というのが矢沢永吉さんの考えです。
自分が好きな曲を、自分の好きなバンドメンバーで、楽しくやる事。。その楽しさが会場中に波及するんだ。。
これなんです。
浅田真央ちゃんも、いつしかファンの金メダルの期待に為に、スケートをしていました。。
いつも悲壮感漂っていましたよね?あれも、ファンの為に生きてしまったのです。
メルヘンもその考え方です。
お客さんの為に営業しない。。
つまり、お客さへの忖度より、従業員が楽しく、のんきに、営業できるお店こそ、楽しそうな従業員、笑顔の従業員、自店で作るサンドイッチも丁寧に綺麗に作られる。。結果、お客さまも心地いい店、差別化された心のある店を選ぶ。。選んだ店なのです。
従業員もお客さんも楽しい。。嬉しい。。これが大事です。
僕がいつも言います。。人の為に生きるのではなくて、自分の為に生きる。。
自分の為に生きていない人は、人の為にも生きらられないのです。
矢沢永吉さんもそう思っているし、メルヘンの女性社長も、従業員が楽しんでいない。。ガツガツした働かされて、売り上ばかり気にする仕事をしてる店は輝かないというのです。
その通りです。
従業員が。呑気に笑顔で楽しく、店を愛しているからこそ、お客さんにも愛されるんだ。。
自分を愛していない人が愛されますか?
人の為とはそういう事です。
コロナ禍後の経営者の心とは、多店舗化をイタズラに目標にして、従業員を犠牲にして大きくしていく経営者は、堕ちていきます。。
今、気づく必要があるんです。
メルヘンの、のんき経営。。いいですね!
のんきにやるなんてけしからんじゃないか?
その思考が間違いなんです。
私達はのんきの時に笑顔になるんです。
僕ものんき経営です。。売り上げ目標もないし、ガツガツやりたくもない。。
自分が心地よいペースで、やりたいんです。でも1人1人丁寧にできる。。そうしたいのです。
それは、僕の腕が上がる事とイコールなんです。win-winです。
腕が上がれば、お客さまは勝手に口コミでくるでしょう?
売り上げ目標でやってる整体院は、ガツガツして、1人1人丁寧にやらないから、結果腕が上がらないんです。だから無駄な嘘をついて宣伝しないといけない。。
結局非効率なのです。
メルヘンと同じですよ。
メルヘンもガツガツ多店舗化したら、メルヘンじゃないんです。
ガツガツしない、丁寧な店舗経営が、結果、お客さんに選ばれていくんです。
経済は成長し続けるという幻想を捨てるべきです。。
もうガツガツしても、売り上げは上がらんのです。
名古屋のサカエチカにできたね!