仏教では、人間は輪廻転生する。
つまり生まれ変わるものといわれています。キリスト教系では、輪廻転生は無く、人生は一度きり。。と考えています。。
この理解の違いで、生き方が全く変わってきます。。
先日5年ぶりに来た若者が、若い男性が、社長になっており、話をしていると、「人生は一度きりだから。。」というのです。。
でも、はっきり断言しますけど、人間は生まれ変わるのです。
輪廻転生します。。
私達も、何度も地球上に生まれては死に生まれては死んでいるのです。
以前、大学生時代に、今話題の統一教会に所属した事がある旨をお話ししました。。
統一教会でも、人生は一度きり。。輪廻転生はない。。という教えでした。。
だからこそ、今しかチャンスがないんだ。。という力みが生まれ。。一度きりの人生を、神に捧げる。。みたいな勘違いが生まれるんです。
でも、生まれ変わるという理解があれば、あの世とこの世を何回も行き来しながら、悟りに近づいていく道。。
今生は、今生でのテーマに沿って、焦らず慌てず、地に足をつけて歩いて行けば良い。。
と、淡々と生きていく事ができる。。
今生での経験、気付き、理解が、来世の運命というテーマに反映するのです。。
逆に言えば今生の人生、運命とは、前世での生き方、運命、気付き、理解が反映してテーマができていて、見えないが存在するテーマに沿って生かされているのです。。
だから人生一度きりだと。。鼻息荒く、欲張り、興奮して、これもやらなきゃ、あれもやらなきゃ。。だって人生一度きりだから。。は、間違いなんです。。
本当はやりたくもない事にまで手を出してしまう。。
淡々とテーマから逸脱せず、毎日を一所懸命生きていけば良いだけ。。
そこに気づく事こそ、真の幸福なのです。
さあ、盆休み。。お墓参りに行く人も多いでしょう。。
お墓の中に先祖様がいるはずもないのですが、墓参りに行く事は大事です。
もしあの世にいれば、子孫が墓参りに来てくれた事は見ていますから。。それが嬉しいだろうと思うのです。
僕も、51歳で急死した、無二の親友Mくんの墓参りに毎年行きます。。
今年ももう行きました。。
もちろんお墓にあいつがいるはずもない。。でも、もしまだ生まれ変わっていなければ、あの世から見てくれてるだろうな。。と思うからです。
あいつは、俺の、義理人情に熱い所が好きだったんです。。
だから、毎年、あいつは来てくれるな。。川村はやっぱり良いやつだなあ。。と、思ってると思うから。。
ひょっとしたら、もう生まれ変わって、地球のどこかに生きてるかもしれんのです。
うちのお客さんとなって来るかも知れない。。
当院に来店して、割と長く通っている人は、前世でのどこかで知り合いだった人です。
ご先祖様の墓参りに行った時も、先祖様の何割かは、生まれ変わって、皆さんのそばに生きているかもしれません。。
自分を親のように親身に助けてくれる人がいませんか?
その人は先祖とか、前世で親友だったかもしれない。
昔読んだ宗教家の書いた本で、感動して心に残ったのが、捨てられた子供を可愛そうだからと、自分の子供として育てたお母さんがいた。。霊視すると、前世で自分の子供だった。。という話。。
このように、頭の記憶にはないが、体は前世を覚えています。。
お墓参りに行ったならば、あの世にいるか、もう生まれ変わっているかわからないが、どちらにしても、テーマに沿って、淡々と共に生きていきましょう、。で良いのです。
慌てて欲張り、沢山の経験をしようとしても、気付きが無ければ、経験してないのと同じ、。
淡々と、目の前の体験から、たくさんの気付きを得た方がいいんです。