整体とは、昔は正體(セイタイ)と書いたのです。豊かな骨。。正しく骨豊。。
こちらのが僕はしっくりきます。。
当院に来るお客さんが、こういうんです。
「先生の言う事と、病院の先生が言うことは逆なので戸惑う。。どちらが正しいのか?」
ここで、西洋医学と対比して、僕のやってる事は、整體学と名づけましょう。。
西洋医学の言う事と真逆のことを言う。。
それは、西洋医学が、身体を外側から眺める医学であるのに対して、整體学は、身体の内側から外を眺める様に観察します。
外から眺める眼差しは、症状、病気しか見えません。。これはレントゲンやMRIも同様です。
外側から眺める目線です。。
でも、整體学は、お客さんの身体の内側に入り、内側から外を眺める目線です。
それは生命を観る眼差しです。
生命は何をしているのだろう。
何をしている途中なのだろうか?
そうか、こう言うことをしようとしているのか。。
ならば、手伝ってあげよう。。
言い換えれば、例えば子供の頃、親に反抗ばかりしていた子は、親を外側から眺めて評価している訳です。
しかし、自分にも子供ができると。お父さん目線で物事を見れるようになると。。親父の偉大さに気付いたりする。。
親父が別人に見えますよね!
それと同じです。
そして外側から観る目線は、物事をバラバラに観る目線です。
だから西洋医学は専門医だらけで、役所仕事の様に縦割りなのです。
だから専門以外は見ない見れない。。
内側から見る目線は、生命を一つとして、一つのバランス体として機能しているか?どうか。。バランスを見ていくのです。
バランスを取るとは、バラバラだったものを、一つにまとめていく事です。。
病院の観察はバラバラに観察する。。それはイコール、身体を更にバラバラにしていく事なんです。
薬を処方する事も、手術で切り取る事も、身体をバラバラにしているのです。
日本整體は、一つにまとめていく技術。
綱引きをする時、全員が呼吸を合わせて、一体感を持って引っ張るチームと、そうゆう練習をせず、一人一人が、各々筋トレでムキムキになって、当日集まったとする、。呼吸が合わずに、勝手に各々が引っ張っても、力は、まとまらず、筋トレはしていないが、呼吸を合わせて引っ張るチームには勝てないでしょう?
つまり、西洋医学の観察、治療は、体を弱くしているのです。
今、呼吸を合わせる。。と言いましたが、体がまとまっている。。という事は、呼吸もまとまっているのです。つまり呼吸が深く、酸素がたくさん入って来る。。
だから自律神経が整うのです。
病院は、自律神経を整える事ができません。
病院は自律神経失調症は、お手上げなのです。
何故?。。体をバラバラにして、呼吸をバラバラにする医療だから。。
今、病院で、15種類の薬を処方されてる人が、自律神経を治したくて来ていますが、そういう人には手厳しい事を言います。
「薬を15種類も飲みながら当院に通っても無意味。。まずは薬を減らす覚悟です。薬で症状を抑え込まれる。。これは生命を抑えるこまれてるのと同じ。。だから自律神経がおかしくなるんです。。牢屋に押し込まれ続けたらおかしくなるでしょ?身体も、出したい症状も出せないストレスでおかしくなるんです」