心が風邪をひいたなら

川村整体ブログ 

日本整體学の勧め。。

整体とは、昔は正體(セイタイ)と書いたのです。豊かな骨。。正しく骨豊。。

こちらのが僕はしっくりきます。。

 

当院に来るお客さんが、こういうんです。

「先生の言う事と、病院の先生が言うことは逆なので戸惑う。。どちらが正しいのか?」

ここで、西洋医学と対比して、僕のやってる事は、整體学と名づけましょう。。

西洋医学の言う事と真逆のことを言う。。

それは、西洋医学が、身体を外側から眺める医学であるのに対して、整體学は、身体の内側から外を眺める様に観察します。

外から眺める眼差しは、症状、病気しか見えません。。これはレントゲンやMRIも同様です。

外側から眺める目線です。。

 

でも、整體学は、お客さんの身体の内側に入り、内側から外を眺める目線です。

それは生命を観る眼差しです。

生命は何をしているのだろう。

何をしている途中なのだろうか?

そうか、こう言うことをしようとしているのか。。

ならば、手伝ってあげよう。。

 

言い換えれば、例えば子供の頃、親に反抗ばかりしていた子は、親を外側から眺めて評価している訳です。

しかし、自分にも子供ができると。お父さん目線で物事を見れるようになると。。親父の偉大さに気付いたりする。。

親父が別人に見えますよね!

それと同じです。

 

そして外側から観る目線は、物事をバラバラに観る目線です。

だから西洋医学は専門医だらけで、役所仕事の様に縦割りなのです。

だから専門以外は見ない見れない。。

 

内側から見る目線は、生命を一つとして、一つのバランス体として機能しているか?どうか。。バランスを見ていくのです。

バランスを取るとは、バラバラだったものを、一つにまとめていく事です。。

 

病院の観察はバラバラに観察する。。それはイコール、身体を更にバラバラにしていく事なんです。

薬を処方する事も、手術で切り取る事も、身体をバラバラにしているのです。

日本整體は、一つにまとめていく技術。

綱引きをする時、全員が呼吸を合わせて、一体感を持って引っ張るチームと、そうゆう練習をせず、一人一人が、各々筋トレでムキムキになって、当日集まったとする、。呼吸が合わずに、勝手に各々が引っ張っても、力は、まとまらず、筋トレはしていないが、呼吸を合わせて引っ張るチームには勝てないでしょう?

つまり、西洋医学の観察、治療は、体を弱くしているのです。

 

今、呼吸を合わせる。。と言いましたが、体がまとまっている。。という事は、呼吸もまとまっているのです。つまり呼吸が深く、酸素がたくさん入って来る。。

だから自律神経が整うのです。

病院は、自律神経を整える事ができません。

病院は自律神経失調症は、お手上げなのです。

何故?。。体をバラバラにして、呼吸をバラバラにする医療だから。。

 

今、病院で、15種類の薬を処方されてる人が、自律神経を治したくて来ていますが、そういう人には手厳しい事を言います。

「薬を15種類も飲みながら当院に通っても無意味。。まずは薬を減らす覚悟です。薬で症状を抑え込まれる。。これは生命を抑えるこまれてるのと同じ。。だから自律神経がおかしくなるんです。。牢屋に押し込まれ続けたらおかしくなるでしょ?身体も、出したい症状も出せないストレスでおかしくなるんです」