統一協会の元信者で、上層部まで出世したが、自分の母親の自殺をきっかけに目を覚まして、今、脱退した女性。。その人が、私達にアドバイスをくれたのです。
「自分の判断を否定する様な教えは、間違いだと思ってください」
統一協会の教義では、自分で判断する事は、サタン。。悪魔の心。。だと洗脳されて、自分で判断する事を戒めているのです。
これはただのパワハラです。
僕が中学生の時、親父から聞いた話で、とても印象に残っている話があります。
親父世代の会社は、学歴社会で、出世するのは一流大学出身の人ばかりなのです。
親父も、一流大学出身の為、あれよあれよと、出世していったと言います。。
しかし、当然、現場の古い人達の上に立つ訳で、最初は、いじわるされて、言う事を聞いてくれなかった。。と言います。親父は悩んで、そして気づいたんです。
上から押し付けるから嫌われるんだ。。部下の人達に、選択できる余地を与えてあげれば、プライドは尊重されるのではないか?
それから親父は、部下に、「こう言う案とこう言う案があって、どっちにしようか?と考えて
いるんだけど、何何さんは、どっちが良いと思う?。。意見聞かせて。。」
これを始めた途端に、歳上の部下の人達は、親父に協力的になってくれたそうだ。。
人間とは、選ばせてくれる。。と言う事に、魂を尊重されてる自由を感じるのです。
私達は、中国やロシアと違う、民主主義です。つまり選ぶ権利を与えられているのです。
これは尊い事です。
逆に言えば、中国やロシア、北朝鮮には、選び取る権利がないのです。
宗教団体もそうでしょ?
創価学会の人達も同様です。選挙で公明党以外入れられない。。
私達が決断する。。と言う事は、選びとると言う事です。。
人間は、自分の責任に於いて、選び取る決断を繰り返しながら成長していくのです。
納得する。。と言う事も、自分の中で選びとった。。と言う事です。
ごり押しされても納得はできません。
最近私は、西洋医学のいいなりにならない様に、僕の発信する整體学、東洋医学など、いろんな観点で物を見る環境を創り、自分はどうするのか?選び取ってください。。と言う提案をしています。
また、当院に通っているカウンセラーの人にも、患者さんに、心理学をごり押ししてはいけない。
あくまで、大切なのは、本人に選び取らせる事。。
患者さんの話を聞きながら、患者さんにどうするか、自分で選び取らせる様にする。。
最後は自分で選び取らせて終わる事。
それが決断です。決断するから下腹に力が入るのです。
無理矢理心理学をごり押ししても、選び取っていないから、納得もしてないし、決断もできていない。。下腹にも力が入っていなくて身が入らない。。
自分で選び取るとは、自分の責任ですから勇気と覚悟が入ります。。
大変なことでもある。。不安でもある。
だから責任逃れで、不安逃れで、医者のいいなり、教祖のいいなり、占い師の言いなりになるのです。それは依存性です。
アルコール依存性。。ギャンブル依存症と同じです。
人間に与えられた尊厳は、選び取る事です。
その尊厳をどんどん使うのです。
すると魂が輝いて来るのです。
それが元気の源です。
僕が、いつも、俺に頼るばかりじゃ本当の元気にはなれない。。
自分で元気にならないと。。と、厳しい事を言いますが、整体の世界では、「治された身体は弱い。。」
という言葉があります。」
自分で元気になる事でしか。。本当の元気は取り戻せません。
子供の教育も同じです。
厳しく戒める教育、。逆に放任する放任主義。。どちらかに偏るのではなく、子供にも、自分で選び取らせる教育がいい。。
親の考え方をごり押しして良い子にしようとしても、本人が納得していなければ、いずれ反抗期で仕返しされます。
子供にも選び取らせる尊厳を与えてあげてください。。
僕が小学生の時、家族で車を🚗買いに行ったのですが、親父が僕にどの車はいいと思う?
と、聴いてくれたのです。。
僕は、これがいい。。と、日産サニーを選びました。。
そしたら親父が、じゃあこれにしよう。。と、購入したのです。
それが嬉しくて今でも覚えている。
選ばせてくれる。。とは親の最良の愛情です。