元気とは?と聞かれてどう答えるでしょう。。
多くの方は、病気のない状態。。痛みのない状態。。だと答えるのではないでしょうか?
そうではありません。。
元気な状態とは、繋がりが良い事。。
身体が元気な時、それは体中の繋がりが良く、オーケストラの様にハーモニーしている状態です。
楽器を一人で演奏しているより、大勢で違う楽器を演奏するオーケストラでは、1+1は、2ではないでしょ?掛け算式に増幅します。。
一つの細胞が、細胞分裂して、何十兆個の細胞からできている身体も、オーケストラです。
臓器同士もハーモニーするし、脳と🧠腸もハーモニーするし、免疫、ホルモン系、自律神経系もハーモニーします。
背骨も、プラレールのおもちゃの様に、連結すれば何台繋いでも動きます。。
しかし、骨と骨の関節を、セロテープで固定して繋がりを潰してしまえば、プラレールは直ちに脱線することでしょう。。
脱線すれば、動きを失う。。これを気が動かない事。
イコール気が病む事。。病気となるんです。
私達人間は、体内の60兆個の細胞同士でハーモニーして元気を増幅するだけではなく、他の人ともハーモニーして、大自然ともハーモニーして元気を鳴らしているのです。。
ぼくもひまになれば、山⛰にドライブに行きますが、山⛰に行くと、大自然とハーモニーして、元気が増幅します。
皆さんは、症状を病気と間違えていますが、症状とは、繋がりが悪くなった場所の不協和音という、痛みであり炎症です。。
私達に起こる症状とは、繋がりが悪く、不協和音を鳴らしている所に血液を集め🩸、痛みを出し、修復して繋がりを取り戻して、和音に戻そうとしている途中の姿です。
その症状によって、繋がりの悪かったところを修復し、元のオーケストラに戻そうとしているのです。
ですから、日本整體学では、症状を止めるのではなく、手伝う手技です。。
すると、修復が速やかに行われて、修復が早く終わるのです。
症状は封じ込めてはいけなのです。
しかし、西洋医学はどうでしょう?
プラレールで例えると、連結部分が故障して、繋がりがスムーズでないから、その連結部分より後ろの車両が脱線しそうである。。
それでも走りながらでもその連結部分を修復しようと、症状を出している人体の自然治癒力を無視して、繋がりが悪いなら切り取って取ってしまえばいいだろう。。そうすれば、連携部分を修復しようとする、修理の総音、痛みは無くなるだろう。。
という事をしてるんです。
これは、オーケストラ内の、バイオリンの🎻弦が切れて変な音が出ている。。
ならばそのバイオリン🎻をひいてる人ごと追い出せば、変な音は消えるであろう。。
という事をしてるんです。
騒音が出る楽器を次々と切り取って追い出して行く。。
残ったオーケストラ演奏者だけでは、いい音が出ません。。
それで、違う楽器で、似た音が出る楽器演奏者が、追い出された楽器の分も、似た音を出して間に合わせようとする。。
そういう補い合う力は身体にはあります。
しかし、本来の元気、ハーモニーは二度と生まれません。
薬も手術も、繋がりを切ってしまえば、うるさい音は出ないだろう。。という治療です。
それは、役に立ちそうにない子供は、捨て子にしてしまえ。。と言っているのと同じ。。
薬とは、身体のハーモニーを無視して、うるさい音だけ封じ込める治療です。
それで元気になるはずがないのです。
本当の治療とは、繋がりが悪くなった所を、繋ぎ直す事。。
ピアノの🎹調律師の様な仕事です。
ピアノ全体が古くなったなら、なったなりに、調和させて繋がりを創りなおす。。きっと古いピアノの調律師は、そうしているでしょうね。
古くなった鍵盤。。弦だけを新品に交換してしまうと、バランスが取れないのです。
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