先日のブログで、出産時、産道を通る時、赤ちゃんは、お母さんの腸内細菌を貰い引き継ぐのだそうです。。帝王切開した場合は、腸内細菌を引き継げず、最近は海外では、お母さんのうんちを💩舐めさせて腸内細菌を引き継がせる様です。
そして、引き継がれた乳酸菌、ビフィズス菌など、善玉菌と言われる菌。。
赤ちゃんの腸内は、離乳期までは、ビフィズス菌がとても多いそうです。。
そして、それら善玉菌の増幅の為の餌。。エネルギーになっているのが、食物繊維とオリゴ糖です。
本当に、体は神秘ですね! お母さんのお乳にはオリゴ糖が含まれているのです。
オリゴ糖というと、糖分では?と、思いがちですが、下の引用を見てもらえば解ります。
糖質として腸から吸収されず、善玉菌の餌となるのです。。
最近は、粉ミルクの中にも、オリゴ糖が入ってますよね!
僕がお勧めした、長沢オリゴ。。という商品も、フラクトオリゴ糖です。
腸内細菌、酪酸菌、乳酸菌、ビフィズス菌の餌となり、善玉菌優位の、腸内フローラが出来上がる訳です。
それで便秘も、喘息も、アトピー性皮膚炎も改善するのです。免疫力も上がります。
食物繊維、オリゴ糖。。大事ですね!
オリゴ糖

オリゴ糖は糖質の一種です。糖質には最小単位である単糖類、単糖が2つ結びついた二糖類、少糖類、単糖がたくさんつながった多糖類があります。オリゴ糖の明確な定義はなく、単糖が2個または3個~10個程度結びついたものがオリゴ糖と呼ばれます。オリゴ糖はビフィズス菌の栄養源になるため、腸内環境を整えるために大切な成分です。
二糖類は腸内ですぐに単糖に分解されますが、オリゴ糖はほとんど吸収されません。たとえば、オリゴ糖の一種である乳果オリゴ糖は胃酸によって1.5%、小腸の酵素でも5%しか分解されないとされています。つまり90%以上は消化・吸収されず、善玉菌のエサになります。
オリゴ糖には、砂糖を原料にして、酵素の作用により作られるフラクトオリゴ糖や、大豆から天然成分を抽出・分離させた大豆オリゴ糖、乳糖にβ-ガラクトシダーゼを作用させたガラクトオリゴ糖などがあります。
オリゴ糖は、野菜や果物にも含まれています。それぞれに含まれている量は多くありませんが、これらの食物は食物繊維も豊富なため、腸によい食品といえます。
なお、善玉菌のエサとなるオリゴ糖ですが、急に摂取すると下痢を起こしたりおなかが張ったりすることがあるため、注意しましょう。
【オリゴ糖を含む食品】
- 野菜類(たまねぎ、キャベツ、ごぼう、アスパラガスなど)
- 果物(りんご、ぶどう、バナナなど)
- 大豆
など